2016年1月10日、世界はロックンロールを失った。
他人と比べて、なにか特別強い思い入れがあった訳ではない。正直な話をすれば、思春期の自分の耳に届いたのは"Starman"よりも"バラ色の日々"の方が先である。ただ、それでもあの日、世界がロックンロールを失ったってことだけは分かるんだ。
だからこそ、この春夏シーズンはもう一度"ロックンロール"ってやつについて考えてみよう。別に毎日革パンを穿けって言ってる訳じゃない。なんなら、いつも聴いているダンスミュージックやヒップホップを聴きながら考えたって構わない。ファッションとロックンロールはいつだって自由だ。
「ロックンロールをもう一度。」
Photo:Koji Sato(TRON)、Item Photo:Shuhei Nomachi、Styling:Daisuke Araki、Hair&Make:Masanori Kobayashi(SHIMA)、Model:Jakub(Image)、Text&Edit:Keita Miki