#てがきでつたえる Montblancと考える「てがき」の意味 – 梅川壱ノ介 編

by Keita Miki

当サイトでも大きく特集したブランド史上初のスマートウォッチ『Summit』も大きな話題を呼んでいるMontblanc(モンブラン)が、「#てがきでつたえる」と銘打った長期的なスパンでの啓蒙活動を同ブランドのInstagramアカウントにて新たにスタートさせた。
デジタル全盛期の今だからこそ、手書き(手描き)の楽しさや、直筆で伝えたいことを、改めて見つめ直したいというコンセプトの基にスタートしたこのキャンペーンだが、本特集では、これに賛同し、キャンペーンに参加しているアンバサダーのインタビューを通して、現代における「てがき」の意味をMontblancと共に考えていく。
第12回となる今回登場してくれるのは、クラシックバレエ、歌舞伎の世界を経て、現在は舞踊家としてワールドワイドに活躍を続ける梅川壱ノ介。
※第1回 LiLy 編はこちらから 。
※第2回 メイリン(ZOMBIE-CHANG) 編はこちらから 。
※第3回 Letterboy 編はこちらから 。
※第4回 MGF 編はこちらから 。
※第5回 ZENONE 編はこちらから 。
※第6回 AYUMI 編はこちらから 。
※第7回 書道家 万美 編はこちらから 。
※第8回 Jay Shogo 編はこちらから 。
※第9回 Emy Uno 編はこちらから 。
※第10回 秋元剛 編はこちらから 。
※第11回 K.A.N.T.A 編はこちらから 。

Photo:Yohei Kobayashi(P2)、Shuhei Nomachi(P6)、Daisuke Nishida(P7、P8)、Takuya Murata(P1、P3、P4、P5、P9、P11、P12)、Kazuki Miyamae(P10) | Text:Yuho Nomura(P9)、Keita Miki(P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8、P10、P11、P12) | Edit:Keita Miki

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Montblancと考える「てがき」の意味 – 梅川壱ノ介 編

— 梅川さんは普段どんなシーンで「#てがき」をすることが多いですか。

梅川:お礼状を書くときが一番多いですね。あとは自分の名前を書いたり、サインをする時。感謝の気持ちを伝えたい時はなるべく手書きで書くようにしています。

— 普段はどんな筆記具を使用しているのでしょうか?

梅川:ボールペンと鉛筆がほとんどです。万年筆も3年ほど前に頂いて、所持してはいるのですが、中々使う機会が無いままここまで来てしまいました……。

— 万年筆やMontblancというブランド自体にはどんなイメージを持っていますか?

梅川:あまりこれまで万年筆を使ってこなかったこともあり、書きづらいとか、慣れるまでに時間がかかるんじゃないかといったようなイメージを持っていたのですが、Montblancの万年筆を使ったことで大きくイメージが変わりました。流れるように文字が書けるし、文字に濃淡が生まれるので、表現の幅も広がると思います。自分の中でのMontblancは格式、重み、歴史を持ったブランドとして認識しています。

— 「#てがき」が必ずしも必要とは言えない時代ですが、梅川さんが考える「#てがき」ならではの魅力はどんな部分にあるのでしょう?

梅川:舞踊家って、ものすごくアナログな職業なんです。それこそ精神性で言ったら江戸時代から変わらないことをやっているんですが、それでもこの流れの速い時代の中でもそれを求めてくれるお客様はいる訳で。そういう意味では「#てがき」も同じなのかもしれませんね。例え書くものが深い言葉じゃなくても、「#てがき」じゃないと出来ないこと、伝わらないことって確実に存在しているのだと思います。自分自身もそういうことを後世に伝えていける存在になりたいなと。

— それでは最後に、梅川さんが今日手描きで書いてくれたものについて教えてください。

梅川:4月に舞踊家としての活動1周年を記念した大きな公演を行ったのですが、様々な事情でそこに来れなかった自分のファンの方々に向けてお礼状を書かせてもらいました。ご報告と今の自分があるのは皆様のお陰ですという感謝の気持ちを込めて、文章を書いています。

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