#てがきでつたえる Montblancと考える「てがき」の意味 – AYUMI 編

by Keita Miki

当サイトでも大きく特集したブランド史上初のスマートウォッチ『Summit』も大きな話題を呼んでいるMontblanc(モンブラン)が、「#てがきでつたえる」と銘打った長期的なスパンでの啓蒙活動を同ブランドのInstagramアカウントにて新たにスタートさせた。
デジタル全盛期の今だからこそ、手書き(手描き)の楽しさや、直筆で伝えたいことを、改めて見つめ直したいというコンセプトの基にスタートしたこのキャンペーンだが、本特集では、これに賛同し、キャンペーンに参加しているアンバサダーのインタビューを通して、現代における「てがき」の意味をMontblancと共に考えていく。
第6回となる今回登場してくれるのは、世界各地で屋内外問わずに個展やライブペイントを続ける大阪出身のアーティスト、AYUMI
※第1回 LiLy 編はこちらから 。
※第2回 メイリン(ZOMBIE-CHANG) 編はこちらから 。
※第3回 Letterboy 編はこちらから 。
※第4回 MGF 編はこちらから 。
※第5回 ZENONE 編はこちらから 。

Photo:Daisuke Nishida(P1、P2)Takuya Murata(P3、P5、P6)Kazuki Miyamae(P4)、Text:Yuho Nomura(P3)、Keita Miki(P1、P2、P4、P5、P6)、Edit:Keita Miki

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Montblancと考える「てがき」の意味 – AYUMI 編

— AYUMIさんは普段どんなシーンで「#てがき」をすることが多いですか。

AYUMI:自分の作品に関しては基本的にはすべて手書きで書いています。最近はパソコンを使っての仕事も多いんですが、必ずどこかに手書きの要素は入れ込みたくて。あとは最近で言うと、今回、Montblancの万年筆を初めて手に取ったんですけど、万年筆で手紙を書きましたね。

— これまではどんな筆記用具を使用していたんですか?

AYUMI:鉛筆が多かったです。あとはチャコールペンやクレパス、オイルパステル。

— 初めてMontblancの万年筆を使用してみていかがでしたか?

AYUMI:失礼ながら、これまで万年筆には「面倒くさそう」とか「扱いにくそう」ってイメージを勝手に持っていたんですが、実際に使用してみると全然そんなことはなくて。インクの馴染み方が少し水彩の絵の具に似ているんですよね。そういうところも含めて、今は万年筆の質感を思う存分楽しんでいます。

— AYUMIさんがご自身で作品を作り始めたきっかけについて教えてください。

AYUMI:アーティストとして活動を始めてから今年で9年目になるのですが、それ以前はアパレルの会社でTシャツのデザインをしていました。元々絵は好きだったんですが、当時はアーティストになろうなんて考えは全く頭にありませんでしたね。でも、アパレルの会社で自分の描いた絵がプリントされたTシャツが売れていくのを見ているうちに、「売れるもの」では無く、もっと自分の描きたいものを自由に描こうと思い立って。それで会社を辞めて、1ヶ月だけニューヨークに行ったんです。「これからどうしようかな」なんて考えながらの旅行だったんですが、その時に泊まったホテルの周辺に丁度ギャラリーが沢山あって。そこで1枚の絵が目に留まったんですけど、それがたまたま日本人の作家の絵だったんですよ。それを見た瞬間、何故か「あれ、私にも出来るかも」みたいな気持ちになりまして(笑)。そこからですね、自分で作品を描きはじめたのは。

— 「#てがき」が必ずしも必要とは言えない時代ですが、AYUMIさんが考える「#てがき」ならではの魅力はどんな部分にあるのでしょう?

AYUMI:先日、フィリピンで盲目の学生さんたちと一緒に絵を描く機会があったのですが、彼らは目が見えない分、音や匂いにすごく敏感で、絵を描いているとき、絵の具の匂いやブラシの音をすごく楽しんでくれていました。それを客観的に見て、自分もそうなんだなって気付いたんです。絵の具の匂いとか、ブラシの音。そういう手書きの生々しさが自分は好きで、だから手書きを止めたくないのだと思います。

— それでは最後に、AYUMIさんが今日手書きで書いてくれたものについて教えてください。

AYUMI:最近、MontblancからMarilyn Monroe(マリリン・モンロー)のスペシャルエディションの万年筆が発売されたのですが、それがすごく印象的で。今まで私の中での彼女は1人の「綺麗な女性」でしかありませんでした。けど、気になってよくよく調べていくと彼女はアメリカという国が作り出した時代のアイコンであり、彼女自身にはそれ故の葛藤もあったようです。そういったことも踏まえ、「アメリカに作られたマリリン・モンロー」を分かりやすく描いてみました。

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