編集長 三木(以下、三木):まずは初日からですね。皆さん、苗場には何時ごろ到着しましたか?
スーパーバイザー 長谷部(以下、長谷部):おれは前日に到着して、初日の1発目、レッドマーキーでやっていた11時のDATS(ダッツ)からちゃんと見たよ。
編集 羽賀(以下、羽賀):初日から飛ばしてますね~。
三木:DATS、まだ見た事無いんですよね。ライブはどんな感じだったんですか?
長谷部:メンバーの半分がyahyelと被ってるんだけど、yahyelよりももう少しポップな感じかな。エレクトロ系のバンドだけど、ドラム、ギター、ベースがいるし、メロディもいいし。とにかくタレンテッドな若者だと感じたよ。新世代の注目株だし、2017年のフジがここからスタートしたのは、象徴的で良かったかも、ホワイトステージ(以下、ホワイト)のDOCTOR PRATSを見たくて途中で移動しちゃったけど。
羽賀:DATSは先日Masteredでも撮影させてもらったのですが(近日公開)、みんな面白い人たちでした!
羽賀:私はDOCTOR PRATSからのスタートで、ここで長谷部さんに会ったんですよね。まさか来て早々に会うと思いませんでしたよ(笑)。
長谷部:そうそう。このバンドは、自分が聞いた前情報だと、今年のフジロックでのベストアクト候補のひとつみたいに言われててさ。というのも、フジが呼んでくるバルカン系のバンドって、毎年、すごいライブするバンドばかりなんだよね。あと、海外のフェスでトリのバンドをこいつらが喰ったっていう噂も耳にしたりもしていて(笑)。
羽賀:楽しいライブでしたよね。見た目のイメージよりもかなりポップなサウンドで、初日の1発目にも関わらず人入りも良くて、盛り上がりました。
長谷部:なんか、関係者に「一番良かったよね」って言われるのは、毎年この手のバンドなんだよね。だから、今年もそうなるのかな~なんて思ってたんだけど……。正直、期待し過ぎた感じはあるかな(笑)。
三木:まぁ、そういうのもフジロックあるあるですかね。ちなみに僕はこの時、まだ布団の中にいました。