編集長 三木(以下、三木):さて、2日目は皆さん何時からのスタートですか?
スーパーバイザー 長谷部(以下、長谷部)今年は寝すぎましたね(笑)。いつもはキャンプサイトで寝ていると、テントの中が暑くて8時前には起きちゃうんだけど、今年は涼しかったから見事に熟睡しちゃって。結局、11時くらいに起きたのかな。PUNPEEに行こうと思ってたんだけど、シャワーを浴びたり、ダラダラしているうちに、いつの間にかスタートの時間になっちゃって(笑)、昼過ぎまでキャンプサイトにいたよ。
三木:2日目は、朝起きた時点で雨が凄かったので、心が折れかかっていたのですが、前日の後悔もあったし、どうしてもPUNPEEくんを見たかったので、一念発起して外出しました(笑)。結果、控えめに言っても超最高で、見に行って本当に良かったです。Linkin Parkからスタートして、blurに、Red Hot Chili Peppersに、OASIS。2008年のグラストンベリーのJay-Zを思い出しましたし、マント代わりにしたレインコートも以前のフジロックのKendrick Lamarへのオマージュになっていたりと、まさしくサンプリング文化の申し子、って感じの素晴らしいステージでしたね。
長谷部:フジロックならではのステージっ感じで良い話だねー。
三木:やっていることは、良い意味でいつもと全然変わらなかったんですけど、それをフジロックで見ることには大きな意味がありました。あとは、去年KOHHくんが出たステージに、今年はPUNPEEくんが立つっていうのもすごく象徴的で良かった。
編集 羽賀(以下、羽賀):三木さんの話を聞いて、PUNPEEを聴いてみたくなりました。
長谷部:で、羽賀ちゃんの2日目は何から始まったの?
羽賀:レッドマーキーのTHE RAMONA FLOWERSというバンドからですね。M83っぽさもあって良かったですよ。80年代ポップなサウンドで、シンセが気持ちよくて、朝にぴったりでした。このバンド、フジロックの前に表参道のダイソンでインストア・ライブをやっていたのですが、どうやらダイソンの創業者の息子らしいですね!
三木:吸引力、スゴそうだね。
長谷部:ジェームズ・ダイソンの長男はプロダクトデザイナーやってるはずだから次男かな。珍しいバックグラウンドだね。