Photo:Kazuki Miyamae
前回は庄司信也さんが所持していた”尾藤武”風のTシャツをゲット!
今回はこのTシャツと、十河さん夫妻の自慢の”ダサT”を交換してもらいます。
— 人生で初めて自身で購入したTシャツを教えてください。
十河:MICHIKO LONDON(ミチコロンドン)のTシャツ。小学校5年生くらいの頃です。
チューソン:そんなのいちいち覚えちゃないよ!
— Tシャツが似合う有名人と聞いて思い浮かぶ人は?
十河:パッと思いついたのは加賀美健さん。お会いする時はいつもTシャツだし、日焼けして色褪せたTシャツってイカすと気付かせてくれたのも加賀美さんです。
チューソン:反町隆史だね! ”ポイズン”って書いてあると尚更いいね!
— この夏イチオシのTシャツを教えてください。
十河:Somewhere in Tokyo(都内某所)のTシャツ。ロゴデザインが五木田智夫さんや中村譲二さんなのです。
チューソン:イチオシのTシャツは知らないけど、イチオシのゲームは『The Last of Us』だよ!
— 何かお知らせがあればどうぞ!
十河:僕らはパジャマを作っているのですが、”ダサT”って夏のパジャマの最高峰のひとつだと思っています。そんな寝間着に丁度いいダサTをお届けしたいと、3枚パックTシャツ『”sleepy 3p” tee』をNOWHAWのオンラインショップ・ROOM SERVICEに並べています。季節のパジャマやここでしか買えないパジャマもあるので、ぜひ覗いてみてください。
チューソン:『The Last of Us Part II』が遂に出たよ! 正座してみんなで一斉にスタートだよ!
なるほど。表面的なデザインでは無く、着こなしとしての”ダサさ”の提示ですね。連載第3回目にして、早くもなかなか深いテーマです。たしかに1人で着る分には全く問題ないし、娘さんの名前がもし「りんこ」じゃ無かったら2人で着ていても全然お洒落だと思います。
そうですね、こんなに格好良いTシャツでも、着方次第では見事に”ダサT”に変化するところをお見せしたかったというか。流石に家の外に着ていくことはもう無くなりましたが、時折、家の中で風呂上りに意図せずペアルックになったりしているところが、また最高にダサくてですね……(笑)。
結局のところ、”ダサい”って価値観は人それぞれな部分もあるので、真剣に掘り下げていくと結構難しいんですよね。世の中の”ダサい”に一石を投じるという意味でも、素晴らしい”ダサTエピソード”でした。ありがとうございます!
ということで、第3回では”尾藤武”風のTシャツとお揃いで買った娘の名前が入ったTシャツを交換!
次回は、このTシャツと、自慢のダサTを交換してくれる方を捜索し、ゲストとしてお迎えしてお届けします。
それでは皆様、第4回もお楽しみに。
まず、はじめに誤解してほしくないんですが、このTシャツのデザイン自体は決してダサい訳では無く、むしろすごく格好良いんです。東京発のストリートブランド・HOMERUN(ホームラン)さんのTシャツで、たしか女優の菊地凛子さんとのコラボレーションモデルだったと思います。発売当時、娘が産まれて「りんこ」と名付けたばかりのタイミングでリリースされたのを、たまたまhave a good timeの店頭で見つけて、「これは!」と舞い上がって購入したのですが、冷静に考えると「胸に娘の名前がドーンと入ったTシャツを夫婦でお揃いで着ている」って状況は、驚くほどダサいんですよね(笑)。