編集部員の自腹買いアイテムをチープな写真とともに振り返る!2011年秋冬着倒れ総括!

by Mastered編集部

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Clusterとして最後の特集企画は、みなさんお待ちかねの人気企画「着倒れ」。買い過ぎた…と悔やんだ先シーズンから全く勉強しないどころか、ますます物欲の鬼と化した2011年秋冬シーズンのお買い物を、相変わらずチープな写真と一緒にお届けします。
今回は、編集A、編集Micky、編集S、そして一週間スナップでもおなじみのスタイリスト今井康晴を加えた計4名。いつも通りの座談会スタイルでお送りいたします。それでは、アウター・ジャケット編からどうぞ。

<ノンネイティブ(nonnative)のハイカージャケット>

編集A(以下 A):今、一番着ているのがこれ。デザイナーの藤井さんが「今シーズン一番苦労した」というだけあって、サイズバランス、ディテール、すべてにこだわりが感じられる一着です。

編集Micky(以下 Micky):似合うよね、こういう襟。うらやましい…。

編集S(以下 S):確かに。どうやったら似合うんでしょう。

今井康晴(以下 今井):――そんな訳で似合わず苦労する3人なのであった。

<BLKのパーカ>

今井:『ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)』から派生した『BLK』は、みなさんも御存知の通り今期(また来期も)お休みとなったため、ついつい春夏のアイテムを買い足しちゃいましたとさ。たぶん、私と同じ行動をとったファンも多いはず……しくしく。

A:BLKが休止するかわりに、本ラインのほうにブラック系アイテムが入ってきたじゃないですか!!

Micky:僕はBLKの代わりにAKBにしました。

S:全然代わりになってないですよそれ(笑)。

<ディガウェル(DIGAWEL)のライダースジャケット>

Micky:何故だか昔からとにかくダブルのライダースに惹かれる癖があり、今シーズンはそれが大爆発。1シーズンに2着ダブルのライダース(しかもどちらも黒!)を買うという愚行に編集部の面々からは罵倒され続けましたが、全く後悔はしておりません。そんな訳で1着目はディガウェルのこちら。ディガウェルというとユニセックスなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、こだわりがふんだんに詰まった1着。詳しくは先のブランド特集でのデザイナー西村さんへのインタビューでご確認を。

A:モノは素晴らしいんですが、2着はやりすぎ(笑)。

S:これで後悔しないというのがMickyの良いところです。

今井:ダブルのライダースとはまさにこのことである。

<ブラックミーンズ(blackmeans)のライダースジャケット>

Micky:編集部員には説明しましたが、こちらは前を開けて着るように購入した1着。ビチビチで着たかったのであえてレディースをセレクトしました。品質は今更語るまでもありませんね。いやー、何度見てもカッコイイ!

S:「買うことを前提に展示会へ行く」とまで言っていましたからね。

A:一度は着てみたいけれど、なにぶん、自転車乗りなもので…。

今井:漢なら説明せず、背中で語りなさい。

<ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)のダウンジャケット>

S:通称茶タグと呼ばれるヴィンテージもので、サイズはウィメンズのS。悲しいかな、おチビな私にぴったりでした。ちなみにこちら、友人に無理を言って譲ってもらったもの。持つべきものは友達です!

A:アウトドア古着モノにしては珍しく、程度もよいので、大切に着てください。

Micky:友達が少ないのをなんとかしたい。

今井:サッカーボールなら、ココにあるよ。

<F.C.R.B.のジャケット>

Micky:展示会時、「今年こそは運動をしよう」と固く決意し勢いよく購入しましたが、もちろん運動はおろか走った記憶さえ無く…。年明けから頑張ります。

S:昨シーズンから引き続き、柄物ばっかりですね。

A:来年はオリンピックイヤーだし、編集部でチームでも作る?

今井:この柄で雪のなか走ったら、バッチリ映えると思うよ!

A:さすがに雪の中でこれは寒そうです。

<ラングラー(Wrangler)のダックランチジャケット>

S:今年は古着が気分なのでもう1着。こちらは70年代のラングラーのものです。福生の古着屋で店頭に出していないものを引っ張り出してきてもらって、一目惚れ。あまり見ない色なので気に入ってます。

A:編集部に古着好きが増えて嬉しいかぎり。

Micky:聞いてもいないのにディテールについてアレコレ言っていましたからね、Aくん。

今井:裏はアガルよね。メニューとかドラとか……アレとか。

<ts(s)のチェスターフィールドコート>

Micky:ロング丈のコートでは過去最高に気に入っているといっても過言では無い『ts(s)』のコート。展示会で卓爾さんがお話ししていたように、襟を立てて着用してもカッコイイです。男性、女性問わず人から褒められることも多かった今期No1のお気に入り。

S:今日も着てますね。

今井:昨日も着てたよね。

A:今季の着用率もNo.1じゃない?

<『ts(s)』のジャケット>

A:一見、パッチワークのようですが、実は一枚の生地。この生地を作るには、通常の数倍の長さで作らなければならないのだとか。セットアップで買っておけばよかったと激しく後悔しています…。

Micky:価格も魅力的だったしね。後悔先に立たず。

S:編集部内のts(s)購入率は半端無く高いです。

今井:いやー、ホントすんごい生地だよね。まぁ、どのアイテムにも言えることなんだけどさ。

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