素材は柔らかいツイル生地。その上にグレーのスウェット生地の画像データを印刷しているので、スウェットのリラックス感はありながらも、だらしなく伸びてしまうことはない。袖を捲るとセクシーカラーのピンクのボーダーがチラリと覗く。
やはり特徴的なのは、加賀美健の描くポップで痴的なユーモアのあるドローイング。尋常ではないインパクトと雰囲気を漂わせている。外にも着ていけるパジャマ“day”に対して、こちらは外に着て行くのはなかなかの勇気がいる代物だ。しかし、本来パジャマは洋服の中で、最も外に着ていく事を前提としないアイテム。誰にも見られないか、見られるとしても、気を許している人間ぐらいのものなのだから、これぐらい大胆な遊び心があった方が楽しくて良い。
同デザインのクッションやナイトキャップは既に完売となっている程の人気アイテム。気になる方は後悔のないように、お早めに。
現代美術作家:KEN KAGAMI
国内外で数々の個展、グループ展に参加し、ドローイングからインスタレーション、
スカルプチャーまで表現形態も幅広い。
http://kenkagamiart.blogspot.jp/
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