桑田卓郎・金理有・横山玄太郎らClusterイチ押し若手作家によるグループ陶芸展『食卓上の舞』が東京・銀座にて開催中です。

by Mastered編集部

陶芸と言えば、現在国立新美術館にて開催されている『ルーシー・リー展』が話題ですが、日本にも現在進行形のおもしろい陶芸家はたくさん居るんです!…ということで、またまた要注目の陶芸展情報をお届けしたいと思います。
その展覧会とは、今年オープンしたばかりにも関わらず、青木良太二階堂明弘といった人気若手作家の展覧会を矢継ぎ早に繰り出す気鋭のギャラリー、銀座「Petit luxe」による総勢8名もの個性派作家を集めたグループ展、『食卓上の舞』です。

参加している作家はというと、ポップさと力強さを備えた作風で人気を集める桑田卓郎や、縄文文化からヒップホップ、攻殻機動隊までを行き来する金理有、さらにはスケートボードをこよなく愛する逆輸入陶芸家・横山玄太郎など、いずれも一筋縄ではいかない猛者ばかり。

作品もオブジェ的なものから普段使いに最適なものまで、魅力的なうつわばかり。
以前にも記しましたが、洋服を着替えるようにうつわも着替えてみてはいかがでしょうか? 食卓が楽しくなりますよ。

会期は5月29日(土)まで。是非作品を手にとって楽しんでみてください。

【「食卓上の舞」】
会期:2010年5月24日(月)〜5月29日(土)※会期中無休
会場:東京・銀座 Petit luxe
   東京都中央区銀座3-14-2 白鳥ビル1階 小野美術画廊内 MAP
   東京メトロ 東銀座駅 A5番出口より徒歩4分
   都営浅草線 東銀座駅 A7番出口より徒歩3分
   東京メトロ 新富町駅 A1番出口より徒歩3分
時間:15:00〜20:00
展示作家:桑田卓郎(美濃)・金理有(大阪)・鯉江明(常滑)・中村譲二(京都)・かのうたかお(京都)・横山玄太郎(東京)・田上真也(京都)・加藤素規(美濃)

左は桑田卓郎、右は中村譲二の作品。
ともに80年代生まれ。

大阪代表・金理有。
金属のような質感にも注目。

横山玄太郎によるオブジェ。

同じく横山玄太郎による湯飲み茶碗。

京都発・セネガル経由のダイナミックな
作風が身上のかのうたかお。

男子好みな渋さを携える鯉江明は、
現代陶芸の重鎮、鯉江良二を
父に持つサラブレッド。

「掻き落とし」という手法で描かれる
繊細な線が特徴の田上真也。

オレンジと青のコントラストと、
味のある絵付けが魅力の加藤素規。