Ahh! Folly Jet待望の新作『犬の日々』が7インチで登場

by Yugo Shiokawa

音楽家、高井康生のプロジェクト・Ahh! Folly Jetがついに新作をリリース。7インチシングル『犬の日々』が、KEITA SANOとサモハンキンポー a.k.a. 松下源(思い出野郎Aチーム)による新進レーベル、Mad Love Recordsから10月11日(水)に発売される。

90年代にカルト的人気を誇った伝説のユニットASTEROID DESERT SONGS(A.D.S.)の中心メンバーであり、菊地成孔率いるDate Course Pentagon Royal Garden(DCPRG)のギタリストであり、カヒミ・カリィやショコラ、嶺川貴子らに楽曲を提供する作曲家であり、さまざまな作品にかかわる音楽家である高井康生のオウンプロジェクト、それがAhh! Folly Jet。
まとまった音源は2000年リリースのEP『Abandand songs from the Limbo』のみながら、その圧倒的な完成度ゆえ、長らく新作が待ち望まれてきた。

そんなAhh! Folly Jet待望の新シングルは、江戸屋レコードのコンピレーション・アルバム『江戸屋百歌撰 丑 1997 THIS IS LOVE』(1997年リリース)収録曲である小川美潮と山村哲也の共作“犬の日々”の哀愁漂うカバー。
カップリングには、大瀧詠一のコンピレーション・カバーアルバム『Niagara AUTUMN&WINTER~Niagara Cover Special~』(2007年リリース)収録の“指切り”を配した。
また特徴的なジャケットアートワークは、横浜出身の注目イラストレーター、オートモアイによるものだ。

HALFBY “Slow Banana(XTAL & Ahh! Folly Jet Remix)” に続き、活動を徐々に活性化させつつあるAhh! Folly Jet。その動向に今後も注目したい。

リリース元であるMad Love Recordsについては、レーベルオーナーのふたりへインタビューを行ったこちらの記事も参照のこと。