2006年9月、ユナイテッドアローズの新業態として、南青山に突如出現したセレクトショップ「Liquor,woman&tears(以下LWT)」。「革靴を磨くことと、スニーカーを磨くことは同じ」をキーコンセプトに、トラッドなものをヒップホップ的解釈で遊ぶという新たな価値観を提案してきた前代未聞のショップが、残念ながら今年2月でその歴史に終止符を打つことになりました。
そこで今回、Masteredでは「LWTクローズ企画」を決行。賛否両論を巻き起こしながらも、日本のファッションシーンに一石を投じたこのセレクトショップの風雲児について、さまざまな方からのご協力を得ながら、良かったところも悪かったところも全てひっくるめて、前後編の二部構成で振り返っていきたいと思います。(後編はこちら)
それではどうぞ。
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