STORES.jpでMasteredのネットショップを作ってみたら大盛況だったので長崎に行ってきた 青春純情編

by Keita Miki

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窓枠まではみ出した長場さんのイラストが◎。

— 海外に行くと自由にデザインされたタクシーも多く走っているように思いますが、そもそも日本のタクシーのデザインが保守的なことに何か理由はあるのでしょうか?

円田:日本にタクシーが誕生してから100年以上が経過していますが、その中で自然と形成されたものなのかもしれませんね。ただ、そこにハマっていては何も変えられないので、あえてそこから外れるようなデザインにしてもらいました。もちろん、当初、社内からは反対の声も挙がったのですが、結果的には今のデザインにして良かったという意見を社員からもお客様からも多く頂いています。

— 単純に街を走っていて目立つので、乗りたくなりますよね。

円田:デザイン的にはすごくシンプルなんですけど、やっぱり目立ちますよね。それこそ、わざわざ写真を撮ってInstagramにアップしてくれるお客様もいらっしゃるくらいで。タクシーが「カワイイ」って写真を撮られて、SNSにアップされるなんてことは今まではほとんど無かったと思うので、タクシー業界にとっては革命的と言える出来事だと思っています(笑)。

ボンネット部分にはロゴマーク。

— コラボレーションアイテムの製作はどういった発想で?

円田:グッズに関しては当初は全く考えもしなかったことで。何度か長場さんと打ち合わせを重ねる中で、長場さんサイドから提案があり、それは面白そうですね、と。本当に遊び心から生まれたもので、グッズで儲けようなんて考えはまるで無く、とにかく他のタクシー会社がやらなそうな面白いことがやりたかったんです。

— コラボレーションアイテムの販売はネットショップのみでの実施でしたよね。タクシー会社がネットショップをオープンさせるということ事態も異例だとは思うのですが。

円田:前例は無いですが、面白そうだなと思って。最早、判断基準が面白そうか、そうじゃないかっていう(笑)。面白そうだなと思ったことを長場さんとお互いにそれぞれがやってきた結果がグッズやネットショップに繋がったのだと思います。Blue Cabはあくまでもタクシー会社でお店を持っている訳では無いので、ネットショップでの販売が一番間口も広く、長場さんのファンにもリーチ出来るかなという現実的な理由も当然ながらありますが。