Reebok CLASSIC『AZTREK OG』と共に探る、Yo-Seaのルーツとスタイル

by Keita Miki

先日ニュースとしてもお伝えしたとおり、Reebok(リーボック)の誇る名作ランニングシューズ『AZTREK』がReebok CLASSIC(リーボック クラシック)より、『AZTREK OG』としてオリジナルカラーで復刻された。
本特集ではそんな『AZTREK OG』にフィーチャーしたエクスクルーシヴなファッションシュートを敢行。モデルにBCDMGとの契約で話題を呼んだ要注目のシンガー/ラッパー、Yo-Seaを起用し、同人物のルーツとスタイルに迫るインタビューと共にお届けしていく。
なお、『AZTREK OG』の販売は既にリーボック オンラインショップ、リーボック クラシックストア、各種取扱店舗にて既にスタートしているので、気になった方はすぐさまチェックを。
※本特集内に掲載されている商品価格は、全て税抜価格となります。

Photo:ko-ta shouji | Styling:TEPPEI | Hair&Make:Taro Yoshida | Model:Yo-Sea | Text&Edit:Keita Miki

1 / 4
ページ

Reebok CLASSICのAZTREK OG 11,000円、ポンチョ 9,990円、Tシャツ 3,990円(すべてReebok adidas group customer service TEL:0570-033-033)、DAIRIKUのデニムパンツ 25,000円(4K TEL:03-5464-6061)

— Yo-Seaくんは沖縄の出身だそうですね。

Yo-Sea:実は産まれは静岡なんですが、幼い頃に沖縄に移住していて、物心ついた時には既に沖縄にいました。

— 音楽を好きになったきっかけは?

Yo-Sea:従兄弟や兄がヒップホップを聴いていた影響で僕自身もヒップホップを聴くようになって。当時流行っていたこともあり、EMINEM、ZEEBRA、RIP SLYMEあたりが入りです。それと母親の影響で山下達郎や松任谷由実、あとはゴスペルなんかも良く聴いていて、その辺りを良い感じにミックスした感覚が今の自分の中に残っているのかなと思います。

— 幼い頃からシンガーになることが夢だったんですか?

Yo-Sea:いえ、当時はそんなことは全然考えていませんでした。ただただ歌うことが好きだったって感じです。高校生になったあたりから漠然と「音楽を作りたい」とは思っていたのですが、そもそもどうやって音楽を作ればよいかも分からないような状態だったので、特に楽曲を作ることもなく……。その後は大学に入って、英語の先生を目指していたんですけど、やっぱりなんとなく音楽を諦めきれなくて。それで沖縄の国際通りにあるショップで働いているコージさんというビートメーカーの方がいるんですが、思い切ってInstagramでメッセージを送ってみたら「一度家においでよ」って言ってくれたんです。最初はコージさんの家でビートを聴きながらフリースタイルでメロディを付けて歌ったんですが、そしたらコージさんが「歌、やった方が良いよ」って話してくれて。それからはビートも提供してもらって、スタジオの使い方も教えてくれて、そうして初めて作った曲がYouTubeでも公開している”I think she is”という曲です。