『574 HISTORY CLASS PACK』 – 今、改めて振り返りたいNew Balanceの歴史と魅力 –

by Keita Miki

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— 『M574』もそうなんですが、こういったランナー向けのスニーカーをコーディネートに取り入れる際、何かこだわりはありますか?

大橋:正しい履き方では無いと思うんですけど(笑)、僕の場合はいつもジャストサイズを選んで、靴紐をゆるめて履くようにしています。先ほどお話したように、僕は結局、ニューヨークっぽく履くNew Balanceが好きなんですよね。

アントニー:New Balanceのシューズは他社と比較するとシンプルなデザインが多いので、その他のアイテムで遊びの要素を取り入れるようにしています。僕の場合は派手な洋服が好きなので、足元も派手だとコーディネート全体がガチャガチャしちゃうんですよね。なので、足元にNew Balanceのシューズを持ってくることで、全体を落ち着かせるというか。仕事柄、派手でレアなスニーカーを履いてないといけないことも多いんですが、本当はもっとNew Balanceのシューズを履きたいんです(笑)。

左からNew Balanceの『ML574BH2』、『ML574BA2』、『ML574BD2』 すべて11,990円(New Balance Japan TEL:0120-85-0997)

左からNew Balanceの『ML574BF2』、『ML574BG2』、『ML574BE2』 すべて11,990円(New Balance Japan TEL:0120-85-0997)

— New Balanceフリークとして、今後のNew Balanceに何か期待することがあれば教えてください。

大橋:昨今のNew Balanceが絶大な人気を獲得しているのって、コラボレーターの力も大いに影響していると思うんですよ。それこそ、the Apartmentをフィーチャーしてくださったのも客観的に見たら大分攻めてますし(笑)。ほかにも個人的に痺れるコラボレーションがここ数年でいくつもあって、今後もそういったフレッシュなコラボレーションを期待したいですね。あとは、Aimè Leon Dore(エメ レオン ドレ)のTeddy Santis(テディ・サンティス)がクリエイティブディレクターに就任したので、それがこれからどんな風に作用してくるのか、非常に楽しみですね。

アントニー:New Balanceって良い意味で流行に逆行しているというか、絶えず新たなモデルをリリースしている他社と比較すると、新作を適時リリースしつつも過去の名品を大事にしていて、今も昔もそのスタンスが変わらない。でも、それって確固たる地位を築いている証拠だとも思うんですよね。今後もその姿勢は変えず、多くの人に愛されるブランドでいて欲しいなと。