#てがきでつたえる Montblancと考える「てがき」の意味 – 梅川壱ノ介 編

by Keita Miki

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Montblancと考える「てがき」の意味 – 書道家 万美 編

— 万美さんは普段どんなシーンで「#てがき」をすることが多いですか。

万美:昔は仕事での事務的な書類とかも全部手書きで書いていたんですが、今は全てパソコンに変えてしまって……。自分の作品を購入してくれたお客さんに、作品と一緒にちょっと一言添える時くらいですかね。今回の企画のお話を頂いて、改めて「最近全然手書きをしてないな」って気付かされました。

— 普段はどんな筆記具を使用しているのでしょうか?

万美:普段はボールペンがほとんどですね。たまに鉛筆を持つこともありますが。

— 万年筆を使うのは今回が初めて?

万美:幼い頃、祖父が持っていた万年筆を使ったことはあります。けど、自分の万年筆として所持するのは初めてですね。なんか、万年筆って、「良い男、良い女」みたいなイメージがあって(笑)。教養もあって、センスも良くて、遊びも知ってて……って感じの独自こだわりを持った大人が使っているイメージがあるので、万年筆を持っていると自然と大人な気分になります。

— 実際にMontblancの万年筆を使用してみていかがでしたか?

万美:普段のボールペンと比べると、やっぱり特別感がありますね。Montblancの存在はなんとなく知っていて、高価なモノだということも分かってはいたんですが、実際に使用してみるとまた印象が変わりました。ついこの間、自分がすごく好きな団体にファンレターを書いたんですが、その時は迷わず、このMontblancの万年筆を使いましたね。

— 「#てがき」が必ずしも必要とは言えない時代ですが、万美さんが考える「#てがき」ならではの魅力はどんな部分にあるのでしょう?

万美:1回1回違うことですかね。同じ人がシンプルに「ありがとう」という文字を書いても、全く同じ文字にはならないんです。相手のことを考えながら書くと自然と文字の感じも変わりますし、自分の気持ちを伝えるという場面において、「#てがき」に勝るものはないと思っています。

— それでは最後に、万美さんが今日手書きで書いてくれたものについて教えてください。

万美:すごく壮大なテーマなんですけど、最近、平和について考える機会が多くて。平和だからこそ出来ることってすごく多いじゃないですか。私の価値観から見て平和では無い国とか地域を平和にするために何か自分が出来ることは無いかなと日々考えていて、そういう自分の今後の活動への決意の意味も込めた「平和」を書きました。

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