Homage Brewing

大曽根：LA南部にある第5の都市、ポモナのHomage Brewingは、街自体がゆるやかにレイドバックしていて、ブルワリーもコンパクトで、洒落っ気もインナーシティと郊外のテイストが半々くらい。ここもCellador Ales同様、ワインカルチャーとの親和性を提唱していて、ビールをデキャンタージュしてサーブしてましたね。

村越：ただ、Cellador Alesよりはカジュアルで、それでいて、インナーシティほどヤンチャでもなく。

大曽根：コーチェラのフードコートにも出店していて、若い音楽ファンの間でも知られているみたいでしたし、LAで知り合ったビール関係者の評価も高くて。実際、その評判通りのブルワリーでしたね。

村越：作ってるビールはサワーだったり、ワイルド系を得意としていて、倉庫から出してきてくれたサワーの大瓶がとにかく美味かったですね。それ以外にもIPAだったり、ペールエールだったり、幅広く色んな種類を作っているブルワリーでした。面白かったのが、ビールの流通会社で働いてるお洒落メキシコ人と店で知り合ったんですけど、「俺はローライダーカルチャーとクラフトビールのカルチャーに共通点を見出してる」って熱く語られて、LAらしいエピソードではあるんですけど、それは違うんじゃないのって（笑）。

【Homage Brewing】
281 S Thomas St #101, Pomona, CA 91766
https://www.homagebrewing.com/
https://www.instagram.com/homagebrewing/