2019年LAクラフトビールの旅 前編

by Yu Onoda and Keita Miki

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Boomtown Brewery

大曽根:ストリート色がMumfordより前面に出ているのが、缶のアートワークに、フランスのFUZIをはじめ、世界のグラフィティライターを起用した限定のグラフィティ・シリーズを発売したり、タップルームでの周年イベントでピーナッツ・バター・ウルフがDJで出演したりもしているBoomtown Brewey。作っているのは、IPAやペールエールだったり、ホッピー系メインで、全方位的に色んなタイプのビールを作っていて、LAの新世代ブルワリーはオールラウンダーなのが特徴なんだなって。

村越:ここはMumfordがあるエリアと違って、アーツディストリクトっていう再開発されたヒップスター・エリアの倉庫をリノベーションしたブルワリーで、エアゾルアートが施された内装はダークトーンで、これまた格好いいんですよ。

大曽根:じゃあ、飲みに来てる人もみんなストリート系のヒップスターなのかというとそういうわけではなく、ビジネスマンから近所の親父まで、幅広い層が飲みに来ていていましたね。

村越:ただ、タップルームのドラフトを飲んだら、サーバーが洗浄されてなくて、何飲んでも美味しくなかった(笑)。

— うわー、タップルームはそのブルワリーの魅力を伝える顔なのに……。

大曽根:アメリカでは、そういうことが割とあるみたいですよ(笑)。

村越:フォローしておくと、あとから飲んだ缶は美味しかったです(笑)。

【Boomtown Brewery】
700 Jackson St, Los Angeles, CA 90012
https://boomtownbrew.com
https://www.instagram.com/boomtownbrewery/