今シーズンもやって参りました大人気企画”着倒れ総括”。毎度の説明にはなりますが、EYESCREAM.JPの前身であるファッションサイトCLUSTER時代に誕生した本企画は、日夜様々な洋服を見続けている編集部員達が金に糸目を付けず物欲のままに購入した自腹“お買い物”の数々を、昔ながらの座談会形式で振り返り、その編集作業を通して自責の念に苛まれる、という反省系企画であります。

今回反省をするメンバーは編集micky、アメリカ帰りのブライテストホープ編集S、ベテラン過ぎるニューカマー編集T、新人女性編集部員シオリ（実名）、そして、雑誌EYESCREAM編集部より、副編集長のNくんという計5名。気付けばインターネット上にも随分と我々の「着倒れ」インスパイア系の企画をやるファッションメディアが増えましたが、あえて言いましょう。あなた方とは（使っている額も、服飾エンゲル係数も、洋服への愛情も、全然）違うんです！

それでは早速ですが、クローゼットもパンパン、クレジットカードもパンパンの状態で、文字通り“着倒れ”そうになりながらも洋服を愛した男達の生き様、とくとご覧くださいませ！！

※過去4シーズンの着倒れはこちらから。それ以前の着倒れはこちらから。

［TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.（タカヒロミヤシタザソロイスト.）］のブルゾン

micky：90年代初頭のリアム・ギャラガーの格好良さは、自分の中で永遠でして。「あー、やっぱリアムになりてーなー」と思ったので、買いました。傘地を使用しているので、撥水性もあり。雨のロンドンが似合う1着です。

シオリ：オフィスのベランダで干さずに済みますね。

S：東京のゲリラ豪雨も傘なしでいっちゃうんですね。

N：後輩たちが冷ややかな視線を送っています。

T：自分はノエル派です。

［COMOLI（コモリ）］のモッズコート

S：今日の逸品の撮影で一目惚れして購入を決意しました。夏以外は毎日着ると思います。

micky：高伸の大盛りは食べきれた試しがありません。

シオリ：高伸といえば、からあげ定食。でも昼間からあの量食べると確実に眠くなるから怖いんだよなあ……。

N：高嶋政伸っていま何してるんだろう。

T：Nくん、高伸さんは真田丸で大活躍中ですよ。

［WISLOM（ウィズロム）］のM-65コート

T：元［MHL.］のデザイン・企画を手がけていたデザイナーが発足した今春デビューのブランドです。『ULTRA LIGHT COTTON』と名を受けたその素材は、名の通りとても軽量で適度なハリ感があるのも特徴的。アートディレクターとして平林奈緒美さんも関わっているのも頷ける雰囲気です。

シオリ：うちの父が着ると即アウトなやつ。

S：うちのダディーが着るとU.S. Armyになっちゃいます。

micky：うちの猫は可愛いです。

N：猫どっから出てきた。

［VAINL ARCHIVE（ヴァイナル アーカイブ）］のステンカラーコート

S：ザックリ着られてバックスタイルもかっこいい。ポケットが大きめに作られてるので、本とか財布とかなんでも突っ込んで着てます。

micky：フリースタイルダンジョンに影響を受けているので、一応ザックとバックで韻を踏んでいるようです。

シオリ：父がギックリ腰でめっきり外出できなくなりました。

T：ザック・ワイルドがGet Wildです。

N：こんな感じでざっくばらんにお届けしていきます。

［.efiLevol（エフィレボル） × WILD THINGS（ワイルドシングス）］のコート&ショーツ

micky：［WILD THINGS］なのにショップコートってのが良いですよね。折角ならと、ショーツとセットで購入。Tシャツの上から軽く羽織るのに最適です。

N：着倒れの達人はコートとショーツで季節のバランス感を取るんですね。

S：相変わらず季節に敏感でいたいんですね。

シオリ：敏感なのは季節だけしょうか。

T：編集部内の空気感にも敏感になって欲しいものです。

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