Photo:Kota Shoji、Styling:Ryota Yamada、Hair&Make:Taro Yoshida、Text&Edit:Keita Miki
— 以前にY2FUNXとして『Mastered Mix Archives』でも色々と話してもらいましたが、Kick a Showくんの個人的な音楽のルーツはどこにあるのでしょう?
Kick a Show:高校生くらいからR&Bを聞きはじめまして、R. Kelly、Nelly、Nate Doggとか、そこら辺が今の自分のルーツと言えるかもしれませんね。R. Kellyの自伝も読んだんですけど、中々衝撃的で、あの楽曲とかスタイルには大いに影響を受けていると思います。
— R&Bは誰かに薦められて聞きはじめたんですか?
Kick a Show:いや音楽に関しては何でも聞く方だったので、掘り下げていったら自然とブチ当たったって感じですかね。
— 自分で歌を歌うようになったのはいつ頃から?
Kick a Show:元々カラオケが好きで、一時期は1人でカラオケに行ったりもしてたんですけど(笑)、シンガーとしての経歴で言えばY2FUNXが最初の経験になりますね。
— 上京したのは何歳の時?
Kick a Show:21歳の春です。新潟で高校生の時からDJはやっていたんですけど、結局DJをやるにしても似たり寄ったりになってしまう部分はあって。他のシーンをもっと体感したいと思って、東京に出てきました。クラブカルチャー自体は新潟にもしっかりと根付いているんですけどね。
— となると、今年で上京4年目ですよね。上京してからはどんな生活をしていたんですか?
Kick a Show:最初の1年半は家も無くて、大学に通うために上京していた友達の家を転々とするような感じでした。学芸大学のVOVOっていうカレー屋さんの本店が新潟にあるんですが、色々とご縁がありまして、当時はVOVOでアルバイトをさせてもらっていましたね。家を貸りるまでの1年半は、とにかく色々なクラブに遊びに行って、朝方友達の家に帰るっていう生活で。本当に毎週のように遊びに行ってました。