自分にとって本当に必要なモノは何か。ていねいに日々を生きる中で、彼女が見つけた本当の「フダンギ」とは?

by Mastered編集部

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いままでの洋服に対する価値観が覆されるような出会いだった。

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— そんな池田さんが選ぶ「フダンギ」とは?

パーティーに行くわけでもなく、「フダンギ」って日常を過ごす中で自然に着ているもの。だからこそ自分の気分をちょっと上げてくれる服。朝起きて、服を選ぶのが億劫なんじゃなくて、楽しみになるような、シンプルでありながらも、そういう風に少し気持ちを持ち上げてくれるような服が私にとっては大事ですね。なので、自分が大切にしてあげたいなって思える服を、ちゃんと厳選して、一つひとつ手をかけてあげたいなっていう気持ちがあるんです。いっぱい持っているとやっぱりどうしても手をかけられないし、たくさん持っていることで自分の負担になっちゃうこともあると思うので。軽やかに生きたいなって、そんな風に思っているんです。

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— 最近、一目惚れしてしまった服があるとか?

今年の6月頃に、トランクひとつでイタリア・アメリカ・モンゴル・韓国を巡ったんです。トランクひとつって、本当に服を厳選しなきゃいけないんですよ。アウトドア系の服って、すごく機能的でいいものがたくさんあるんですけど、ちょっと食事に行ったりとか、はげしい運動じゃないときにも着られるものもやっぱり必要じゃないですか。だから、ずっとそういうシーンでも兼用できるような服を探していたんです。そんなときに出会ったのが、[ICEBREAKER(アイスブレーカー)]のウェアでした。 最初見たとき、ロゴもなくてシンプルなのに、す~っと引き込まれるような不思議な存在感があって。手にとった瞬間「なにこれ!」って。ウールなのにふわっとしていてチクチクする感じもないし、おまけに家で洗濯もできる。すぐに購入して、その旅の間はずっとお世話になっていました!

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— [ICEBREAKER]というブランドのどの辺りに一番惹かれたんですか?

[ICEBREAKER]の服は、普段から着られるっていう点がすごく気に入っていて、帰国してからも洗濯が追いつかないなってくらいにヘビーローテーションしています。普通、アウトドアの服とフダンギって、別々のものだから両方持つことになって、結局服が倍になっちゃったりして…。だから、こんなにシンプルなのに、機能的で、着たときに気分が上がるような感覚もちゃんとあるのが、私にとって本当に求めていたものに近かったんです。大袈裟じゃなく、いままでの洋服に対する価値観を覆されるような運命的な出会いだったんです。

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