FUJI ROCK FESTIVAL ’17をまったり振り返る。~フジロック総括 2017 2日目~

by Mastered編集部

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CORNELIUS(コーネリアス)

三木:CORNELIUS、どうだったんですか?

長谷部:すごく良かったよ。ビジュアルの作りとバンドの演奏、どちらも単純にかっこいいって思える仕上がりで。この時点では「今日のベストだろ」って思ってたし。小山田圭吾がずっとサングラスかけてたんだけど、最後に挨拶する時だけサラッとサングラスを外したんだけど、その物腰もかっこよくて。

三木:EXILEのATSUSHIがサングラスを外す的な。

小沢健二

羽賀:オザケン、めちゃくちゃ混んでてびっくりしましたね。

三木:CORNELIUSが終わるころの時間帯に起きて、19時40分くらいにホテル出たんだけど、グリーンからホワイトに向かうあたりで既に入場規制だったもん。辿り着ける気配が全く無かったから、逆に諦めがついたけど(笑)。

長谷部:あ、三木くんも入れなかったんだ。じゃあ、この3人は誰もオザケンを見てないのかな?

羽賀:私、見ましたよ。レッドマーキーから急いで向かって、入場規制が解除されるのを待って、最後の3曲だけ聴きました。途中で抜ける人も多かったので、このタイミングでもPA前までは行くことが出来ましたよ。

三木:前の方で見ることができた人は超良かったって言うし、後ろの方にいた人はマジで最悪だったって言うよね(笑)。モニターが歌詞にされちゃったから、後ろの人は全くステージが見えなかったらしくて「これは何なの」って感じだったみたい。去年のBABYMETALより人がやばくて、とにかく大変だったらしいですね。

長谷部:壁が倒れるとか、そういうことが起きちゃうくらい人が入ってたらしいね。

三木:でも、面白い話もあって。オザケンの前のライブがDEATH GRIPSだったじゃないですか。で、DEATH GRIPSの時からオザケンの出番待ちをしていた、かつてのオリーブ少女たちが最前列でDEATH GRIPSの凶器のような低音の洗礼を浴びるっていう(笑)。僕は現場にいた訳じゃ無いのですが、友達の話を聞いて、想像するだけで笑えましたね。

長谷部:うわ~、そのシーンは見てみたかったような、見なくて良かったような…。

羽賀:子連れのお客さんも多かったですね。椅子に子どもを座らせて、親は立って見るみたいな。そのイスが結構な障害物になってて、その影響もあって後ろの方が異常に混んでいたのかもしれません。

三木:へ~。オザケンが叔父の小澤征爾にすごい似てるって話は、見た人全員から聞いたけど(笑)。

羽賀:オザケンはその後、ピラミッドガーデンでもやってましたね。そこでは詩の朗読とかしてたらしんですけど、そっちでも入場規制で見る事は出来ませんでした。

長谷部:おれ、キャンプサイトでトークショーしてる時、ちょうどオザケンの裏だったんだよね(笑)。ゲストで出てくれるアーティストがプリンスにいたから迎えに行くことになってたんだけど、オザケンの入場規制で迎えに行けなくなった(笑)。

三木:いや~、こうして話してみると今年の”オザケンの乱”はすごかったですね。