ヒップでホップなColumbia – FNCYが着る、Columbiaの最新コレクション –

by Keita Miki

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— そこから、実際に「どうする?」って話になった訳ですね。

ZEN-LA-ROCK:FNCY結成に際しては3人で何度も話し合いました。グループ名も全然決まらなくて(笑)。なんなら一番最後に決めたのがグループ名ですね。

鎮座DOPENESS:この間、1人で歩いてて、同じ道をZENさんと「グループ名、決まんねぇなぁ~。」って2人で話しながら歩いた時のこと、思い出したよ(笑)。

ZEN-LA-ROCK:今や昔って感じがするけどね~。

— すぐに楽曲も作り始めたんですか。

ZEN-LA-ROCK:ロゴとかアー写とほぼ同時進行で曲も作ってましたね。そういう諸々も含めて、”AOI夜”を世の中に出すまでには半年以上かかっちゃいましたけど、一度始まってしまえば、あれよあれよという間に色々な事が進んでいくというか。

— それぞれソロでの活動期間が長いですが、FNCYとしての楽曲制作では誰がチームを引っ張っていくんですか?

G.RINA:私がトラックを作った楽曲に関しては自然と私になりますかね。トラックを作って投げて、返ってきたものに、また重ねてく。「もっとこうした方が良いんじゃない」ってことがあれば言いますけど、大きなビジョンがずれることはそうそうないし、基本はそれぞれの個性が大事だと思っているので、提案は細かいことが多いかな。

鎮座DOPENESS:打って、投げて、返して。

ZEN-LA-ROCK:まぁ、キャッチボールですよね。

G.RINA:それぞれのバースが入ってからトラックも調整し直すし、その楽曲におけるお互いの役割を確認して、また作り直してって作業の繰り返しです。

ZEN-LA-ROCK:曲ごとにそれぞれの役割も違いますしね。

— 3人ともソロでの楽曲制作には慣れていますもんね。

G.RINA:各々ソロでのキャリアが長い分、その大変さも分かっているので、この3人でやる時は楽しさを最優先にしているように思います。

鎮座DOPENESS:1人での楽曲制作は修行の要素が強いので(笑)。楽しさと役割。この2点は、複数人で曲を作る時に大事にしている点ですかね。

ZEN-LA-ROCK:すごい分かる(笑)。1人はやっぱり孤独ですよ。

G.RINA:終わりも自分で決めなきゃいけないしね。「今のすごく良いテイクだったよ」って他の人に言って貰えると安心するし、自分1人でやっていると「まだ良いのが録れるんじゃないか」とか思って永遠に終わらないんだけど、「いや、今のが良いよ」ってお互いに言い合えるのはすごく良いことだと思うんです。