ポケットに愛読書を。「コートと本」 50選

by Mastered編集部

3 / 5
ページ

21.CLASS(クラス)のコートと『紙の民』

コート 108,000円、『紙の民』サルバドール・プラセンシア著
(途中から内容の展開に合わせてカオスになる、本のレイアウトに注目。)
selected by マルノウチリーディングスタイル

new
new1

検索でもヒットしにくく、なかなか実態の掴みにくいCLASS。”パーマネントなウェアをアヴァンギャルドに”というブランドコンセプト通り、こちらのコートも細部を見ると中央から出ているドローコードやボタンの配置など前衛的なデザインが施されている。難解さがありつつも、緻密に計算された素材感やシルエットはどこか親しみやすく、服好きを唸らす仕掛けが心憎い。

【お問い合わせ先】
WHEELIE
TEL:03-5458-7200
http://wheelieltd.jp

22.STONE ISLAND(ストーンアイランド)のブルゾンと『悪党列伝』

ブルゾン 210,000円、『悪党列伝』ホルヘ・ルイス・ボルヘス著
(強さあってこその悪。)
selected by Mastered編集部

new
new1

マットなポリエステル生地のフィールドジャケット。使いやすい単色カラーリングに、ブランドの象徴でもある取外し可能なバッジが左袖に施され、さりげなくアクセントを効かせている。撥水性と通気性に優れているうえに、ダウンのライナー付きなので寒い冬でも頼もしい。

【お問い合わせ先】
TOYODA TRADING PRESS ROOM
TEL:03-5350-5567
www.stoneisland.com

23.visvim(ビズビム)のコートと『世界の廃墟』

コート 260,000円、『世界の廃墟』佐藤健寿著
(服も建物も退廃美。)
selected by マルノウチリーディングスタイル

new
new1

真摯に物作りに向き合う姿勢や機能性を追求したデザインが光るvisvimのコートは、いつか手にいれて一生をかけて育てていきたいエッセンシャルアイテム。計算されたディテールや素材感によるギミックで、”気取ってないのににおしゃれ”に見える頼れる逸品だ。

【お問い合わせ先】
visvim
TEL:03-5468-5424
https://www.visvim.tv/jp

24.Acne Studios(アクネ ストゥディオズ)のコートと『ウィリアム・バロウズと夕食を』

コート 128,000円、『ウィリアム・バロウズと夕食を』ヴィクター ボクリス編集
(ビートニクといったら、ロングレングスのステンカラーコート。)
selected by Mastered編集部

new
new1

厚地で防水性のあるローデンで仕立てられた、トラディショナルなコート。ベーシックな印象をキープしながらも、ドロップショルダーや長めのテーパードスリーブなどでカジュアルかつコンテンポラリーな雰囲気に仕上げられているのがいかにもAcne Studiosらしい。

【お問い合わせ先】
Acne Studios Aoyama
TEL:03-6418-9923
https://www.acnestudios.com/jp

25.sacai(サカイ)のコートと『雪』

コート 165,000円、『』短編集
(寒い冬はどの季節よりも温かさも感じる。)
selected by マルノウチリーディングスタイル

new
new1

冬の装いを明快にしてくれそうなベルベットのベージュと取り外しができるフードのイエローのドッキングがsacaiらしい1枚。お得意のハイブリットをベルベットやレザーなどの多彩なテクスチャーで表現したのも新鮮で、着こなしに新しい表情をプラスしてくれそうだ。

【お問い合わせ先】
sacai
東京都港区南青山 5-4-44 南青山シティハウス A-1F,2F
TEL:03-6418-5977
http://www.sacai.jp

26.OAMC(オーエーエムシー)のジャケットと『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』

ジャケット 180,000円、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック著
(『ブレイドランナー』の作者が描くSFと言われたら読むしかないでしょ。)
selected by かもめブックス

new
new1

ブランドが立ち上がってからたった3年しか立っていないのに、その独創的な服作りで一気に悪名を轟かせたOAMC。肩のスナップボタンで前面にベストがドッキングされた近未来的なこちらは、今シーズンのテーマである「S.W.A.T(特殊部隊)」を表現したもので、まるで防弾ベストを再現したようだ。また、ベストをはずせば、プレーンなダウンジャケットとして着用も可能。2WAYで着られる遊び心のある1枚は、実にOAMCらしくウィットに富んでいて面白い。

【お問い合わせ先】
EDSTRÖM OFFICE
TEL:03-6427-5901
http://oamc.com

27.COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN(コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン)のコートと『代表的日本人』

コート 153,000円、『代表的日本人』内村鑑三著
(ファッション界の代表的日本人。)
selected by Mastered編集部

new
new1

今シーズンは毛色の異なるテイストを掛け合わせてひとつのウェアに仕上げるという手法が目立ったCOMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN。こちらのコートもまた、トラッドなダッフル的要素とスポーティなダウンが抱合してユニークに仕立てられている。さらに、レトロな肩のパッチやどこか英国な雰囲気が漂う裏地のチェックが、カジュアルなダウンの印象を払拭してくれているのも嬉しいポイント。

【お問い合わせ先】
COMME des GARÇONS
TEL:03-3486-7611
http://www.comme-des-garcons.com

28.A.P.C.(アー・ペー・セー)のコートと『エリック・サティ』

コート 69,000円、『エリック・サティ』ジャン・コクトー著
(フランスの変わり者といったらエリック・サティとジャン・コクトー。)
selected by Mastered編集部

new
new1

オーセンティックど真ん中なこのシルエットを見るだけで、A.P.C.のものだと分かってしまうブランドのスタンダードアイテム。装いの中でさり気なく主張するツイードや紳士的なテーラリングで着用時の印象をスッキリみせてくれる。仕立てがよく流行り廃りのない1枚は、これから長く愛用していけそうだ。

【お問い合わせ先】
A.P.C. CUSTOMER SERVICE
TEL:03-3710-7033
http://www.apcjp.com

29.TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.(タカヒロミヤシタザソロイスト.)のジャケットと『TOM WAITS 酔えど天使の唄』

ジャケット 98,900円、『TOM WAITS 酔えど天使の唄』パトリック・ハンフリーズ著
(深夜にウィスキーとトム・ウェイツなんて最高。)
selected by Mastered編集部

new
new1

当サイトでも継続的にリコメンドを続けているTAKAHIROMIYASHITATheSoloist.のショートレングスのフライトジャケット。ご覧の通り、デザイン性だけでなく用途までも担った前面の大きなポケットには、本でも難なく収まってしまう。プリマロフトの中綿が使用され、優れた保温性を発揮してくれる1枚だ。

【お問い合わせ先】
grocerystore.
東京都港区南青山6-1-6 パレス青山108
TEL:03-6805-1989
http://the-soloist.net

30.Porter Classic(ポータークラシック)のジャケットと『リチャード・ブローティガン』

ジャケット 160,000円、『リチャード・ブローティガン』藤本和子著
(時には人生は、カップ一杯のコーヒーがもたらす暖かさの問題。)
selected by コンコ堂

new
new1

上質なホースレザーに、オイルをしっかり染み込ませた不良感漂うジャケット。ライトかつ薄く仕立てられているだめ、レザーに抵抗がある人でも快適に着ることができる。長年着込んでいくことによって、その風格は増していく。

【お問い合わせ先】
PORTER CLASSIC GINZA
東京都中央区銀座5-1 GINZA FIVE 2F
TEL:03-3571-0099
http://porterclassic.com/