ここ、STRANGERはギャラリーとして一部スペースを貸し出ししているのだが、古着に興味がない人も、定期的に行われている展示に足を運ぶことをおすすめしたい。
過去には、音楽関係の撮影を中心に活動しているフォトグラファー、古溪一道さんが撮影したアーティストの写真展や占いなど、古着に加えて異色のコラボレーションを味わうことができる。
残念ながら、取材に訪れた日は展示はやっていなかったのだが、その代わり壁にはニューヨークをベースに活動していたアーティスト(現在ロサンゼルスに在住)のCamilla Engstromの作品が飾られていた。
少し前に、Camilla Engstromのことでここ、STRANGERがピックアップされることがあったので、もしかしたらご存知の人もいるかもしれないが、InstagramでCamilla Engstromを見つけて惚れ込んだ岩尾さんが、自らアプローチして彼女のグッズを扱っているのだ。日本での取り扱いは、もちろんここだけ。
「本人が全部ハンドペイントやスケッチで作っているんですよ。ちょうど彼女がそういう活動を始めたばっかりのときに偶然Instagramで見つけて、会いに行ったんです。作風はもちろんなんですが、今の消費社会や大量生産の流れに逆行している感じがいいなって思いました」
彼女のアイコン的キャラクター、” HUSA”の刺繍が入ったキャップやTシャツ、バッグなどアイコニックなアイテムが並んでいる。
壁に貼られたイラストもすべて販売されているとのことで、チャーミンングな表情を眺めているとグッズを集めたくなってくる。