今行くべきヴィンテージショップ vol.02 世田谷・STRANGER

by Marina Haga

人とは違うもの、自分らしい1着を求めて行き着く先は古着。かつてのものの価値やブランドバリューは気にせずに、オリジナリティのある古着をギミックとして取り入れたミックス感のあるスタイルが、今主流になりつつある。
本連載では、90年代のヴィンテージブームとはまた少し違う、再び来たこの古着ニューウェーブを攻略するべく、Mastered的視点で見つけた新世代のヴィンテージショップを巡って行く。
連載第2回目となる今回の舞台は、古着の街である下北沢の隣の駅、池ノ上にあるSTRANGER。 音楽から派生したアートやファッションに詳しい店主の”趣味”が集結した、個性的なヴィンテージショップに行ってきた。

※本特集内に掲載されている商品は、古着であるため現在と異なる場合があります。

Photo:Kiyono Hattori、Text&Edit:Marina Haga

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洋服を通してカルチャーを学ぶ

The Rolling StonesやLou Reedをはじめとするカセットテープが並ぶ。

中学時代か、あるいは高校生になって服や音楽に興味を持ち始めたとき、とりあえず地元の古着屋やCDショップなどに足を運ぶようになる。そして、そんなことを続けているうちに、そこを営む少々エッジの効いた店主に絡まれ、店主の好きなカルチャーを一方的に教え込まれた人は意外と多いのではなかろうか。

その結果、行き着くところが、服になるのか音楽か、あるいは映画なのか……、は人それぞれだけれど、今みたいにインターネットで掘ることができなかった時代に青春を過ごした人は、カルチャーへの入り口がだいたいそんな感じだったりする。

池の上駅からセブンイレブンを目がけて歩くところ数分、その建物の2階に位置する名物ショップ、STRANGERもまた、古着屋であるということに加えて、スタイルとしてドシンと構えておきたい軸を教えてくれる店主と、90年代カルチャーが漂うアイテムが豊富に取り揃えられているお店だ。

ということで今回は、ミュージシャンやクリエイターなどからフォローされているカルチャーショップ、STRANGERに行ってきた。