片想い・片岡シンと巡る東京銭湯と〆の「逸食」 – vol.03 北品川・天神湯 –

by Mastered編集部

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天神湯の後の〆の“逸食”

“銭湯に入った後に飲むビールは、どのシーンで飲むビールよりもクオリティが優っている”というように、銭湯と飲食は2つでひとつ。

毎度同じ流れだが今回も、”〆の逸食”を食わねば終われない。

ラグジュアリーな雰囲気を味わったあとは、畳にちゃぶ台など昭和な雰囲気が味わいたくもなるもの。そんな天神湯とは真逆のお店を調べていたら、お座敷に”妖怪耳かきばばあ”がいる一風変わったカフェがあるという。

天神湯から再び北品川商店街に入り、歩くこと約5分。古びた家屋の前に”クロモンカフェ”と書かれたなんとも怪しげな看板が見えてきた。

平日にもかかわらず、狭い入り口からはそこで食事を済ませた人たちが出てくる。

ちょうどこの撮影の数日前に最終回を迎えたばかりのドラマ『男の操』に出演していたハマケンさんは、そこから出てくるお客さんにひっきりなしに話しかけられ、続け入店するだけでも一苦労。さっきまで一緒にお風呂に入ってもらっていたが、改めてスターってすごいなと実感。

ハマケンさんに感動し、話が止まらない様子。

1階は入り口のみで、ここで靴を脱ぎ入店。脱いだ靴はしっかり下駄箱に収納するシステムだ。

人ともすれ違うこともできない、狭くて急な階段をのぼると、昭和のおばあちゃん家にタイムスリップしたような異空間が!

カフェなのだが、漫画や”ご自由にお持ちください”のボックスなど、物が所狭しと並んでおり、実家感を味わえる。

こたつに腰を下ろし、クロモンカフェの名物である品川懸ビールとお晩菜を頼んでみた。やさしい味の料理をつまみに、昼の一杯なんて贅沢。

外の看板にも書いてあったように、ここクロモンカフェは”もちもち玄米”が目玉だとのこと。

玄米 200円 圧力鍋で炊いた玄米はまるでつきたての餅みたいにもちもち。

アジアガッパオライス 870円 タイ料理の豚ひき肉バジル炒めが玄米の上にのっている。

暖かいこたつに入りながら美味しいご飯を食べてすっかり本題を忘れていたが、”妖怪耳かきババア”が見当たらない。

お店の人に聞いてみると、どうやら毎日いるわけではないとのこと。あぁ、残念。これは次回また天神湯に来るときにリベンジしてみるしかなさそうだ。

”妖怪耳かきババア”の耳かきを受けたい人はこちらよりスケジュールをチェックしてみよう。

それでは今回の「片想い・片岡シンと巡る東京銭湯と〆の「逸食」」は、こんな感じで〆。
皆様、またお会いしましょう~!