片想い・片岡シンと巡る東京銭湯と〆の「逸食」 – vol.03 北品川・天神湯 –

by Mastered編集部

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オーナーはファッショニスタ!?

番台に立つ、ヒゲとヘアスタイルがチャーミングな岡村尚佳さん。

他の銭湯と異なるのは、建物だけでない。番台に立つこの銭湯の若旦那、岡村尚佳さんが、バラよりも滝よりも異彩を放っているのだ。

アパレル出身の兄、岡村周明さんとメガネ業界出身の弟、岡村尚佳のスタイルにも注目。

この日は撮影ということで、八丁堀にある湊湯を経営する兄、岡村周明さんも来てくれたのだが同じく彼のスタイルも個性的で面白い。

2人がこの日着ていた服は、バラ。岡村兄弟曰く、近頃のアツいモチーフは断然”バラ”で、天神湯でも、こちらのバラがプリントされたスウェットを激プッシュしている。

天神湯では、このスウェットをはじめ、気鋭のストリートブランドのようなクールなグラフィックが入ったアパレルアイテムが販売されているのも特徴。これを目当てにわざわざ地方から買いに来る若者もいるという。

何故そんなに人気があるのか。それは、セレクトのブランドに秘密がある。

正面にはバラの絵と”薔薇”の文字が描かれたアイテム。ロンTには”TENJINYU”と袖にもプリントが施されている。各4,500円〜

右:艶っぽい歴史を土産物に落とし込んだブランド、新吉原とのコラボ手ぬぐい 黒 1,400円、水色 × 赤 1,800円、左:天神湯でのみ販売されている10匣の手ぬぐい 3,800円

銭湯でありながら、10匣(テンボックス)やLABRAT(ラブラット)のTシャツやキャップ、そして手ぬぐいなどここでしか購入することができないグッズが販売されている。お湯を通してアパレルブランドと共に作られた楽しいアイテムは随時チェックしておきたい。