その道のプロが選んだ愛用品を大公開!『俺の商売道具』 第11回 HUE

by Mastered編集部

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—仕事道具を選ぶうえで重視していることを教えてください。

普段からよく使うものなので、使いやすさであったり、デザインなどを重視しています。個人的にもステーショナリーを揃えるのが、すごく好きなんです。渋谷の東急ハンズもよく行きますし、奥渋にある、洒落た個人経営のお店にも行ったりしますよ。

—DELUXEを立ち上げた経緯について教えてください。

10代後半から20代前半まで、ファッションに関わる仕事をしていました。その後、26歳のときにニューヨークに行って、また日本に戻ってきた時に「自分にはファッションが一番合っているな」と思い、小学生からの同級生である渡辺真史(BEDWIN & THE HEART BREAKERSのディレクター)と今の会社であるDLXを始めました。DELUXEは今年で15周年を迎えます。

—服作りを行う上で、インスピレーションを受けているものはありますか。

音楽や映画から影響を受けることは非常に多いです。あとは周りの友達はもちろん、街中で出会う人など、色々な所にヒントがあるんです。それらをミックスして、DELUXEのスタイルに投影させています。

—HUEさんが現在気になっているモノやコトはありますか。

最近はイベントなどの催し事が気になっていますね。先日TRUNK(HOTEL)で開催したMIX NUTSのイベントでは、交流のある様々なブランドが集まって、ポップアップ・ショーを行いました。ファッションだけでなく、DJも入れたパーティー形式ですごく手応えを感じましたね。色々なカルチャーが混ざり合ったイベントは継続してやっていきたいです。音楽でいうと、Nulbarichが、最近気になってますね。そういえば、この連載企画にもヴォーカルのJQ君が出てましたよね。あまり、邦楽は聴かないんですが、彼らのクールな音楽にはすごく引き込まれました。

—HUEさんの今後の展望について教えてください。

DELUXEをベースに色々なことに取り組んでいきたいです。先ほどお話ししたようにイベントやコラボレーションなどを今後も積極的に行っていきたいと思っています。後は、多くの人にブランドの存在を知ってもらえるように、地方の巡業などを増やしたいです。さらに、DELUXEという存在を色濃くしていきたいと思っています。