その道のプロが選んだ愛用品を大公開!『俺の商売道具』 第8回 たなかみさき

by Mastered編集部

様々な分野で活躍するプロたちの話を伺いながら、愛用している「商売道具」を紹介してもらう連載企画『俺の商売道具』。 第8回目となる今回は、1980年代を彷彿させる滑らかで少しエロティックなイラストを描く、イラストレーターのたなかみさきさんが登場。本邦初公開の田中さんのアトリエにて、自身の事や今後の展望についても話を訊いた。

Photo:Yuki Aizawa

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1. 漫画『同棲時代』

昔から上村一夫さんの漫画が好きで、よく読んでいました。この『同棲時代』は男女の色恋を暗く描いた作品で、とにかくエロの描写がすごいんです。エロの中に哀愁があって、世界観に引き込まれます。上村さんのイラストは細部までしっかりと描かれていて、家具の木目なども参考にしています。

2. トンボ鉛筆

鉛筆にはあまりこだわりはないんですが、これに関してはパッケージに一目惚れして買っちゃいました(笑)。作品によって、濃さを変えたりしているので、たくさん持っています。

3. ペン各種

雑誌の挿絵のイラストを描くときにはカラフルなペンを使っています。Instagramでアップしているガサガサっとしたタッチの絵は黒のマッキーをよく使用していますね。

4. 鳥の付箋

忘れっぽい性格なので。PCに近々の予定を記入して貼っています。見た目も可愛いので、気に入っています。

5. FIXATIFのスプレー

スプレーのりみたいなもので、鉛筆で描いた部分の擦れを防いでくれます。鉛筆で描く作品が多いので必須です。

6. ヤマトのりと刷毛セット

和紙をイラストの上から被せた技法を行う際のマストアイテムです。学生時代に版画学科を専攻していて、当時学んだ和紙を版画で刷った後に紙に貼り付けるやり方を応用して、今の作品に落とし込んでいます。和紙を貼ることで、イラストに奥行きが出て、淡い色が出やすくなるんですよ。