『SXSW 2018』に行ってきた

by Keita Miki

テキサスって暑いんですね。
親愛なるMastered読者の皆様、こんにちは。
雪山から打って変わって、極々一部で大好評と噂の『編集長の「いってみよう やってみよう」』、第3回はテキサス州オースティンより、世界最大のクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル『SXSW 2018』の様子をお届けしていきたいと思います。

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最低気温が-10度台のコロラド州ベイルから移動してきたのですが、到着日の前日、オースティンの最高気温は30度だったそうですよ(白目)。

サハラ砂漠級の気温差のせいで既に先行きが思いやられますが、まずは恒例のお勉強タイム。

始めに『SXSW(サウス バイ サウスウエスト)』とは何ぞや? という点について、簡単に解説をさせて頂ければと思います。

『SXSW』とは?

「SXSWは1987年にテキサス州オースティンで始まった、音楽、映画、インタラクティブの3つを展示の柱としたイベント。世界中から様々な企業やプロフェッショナルが参加し、複数のセッション、展示、上映を通じて、多様なネットワークの機会を提供している」

はい、要するにクリエイティブ業界の見本市ですね。

世界中の企業が最新のサービスや商品、研究成果なんかを持ち寄って、色々な人と交流することで「何か新しいことが生まれるんじゃない?」 という発想が原点にはあるかと思います。

日本では「The White Stripesのブレイクのきっかけになった」、「Twitterが世に知られるきっかけになった」といった触れ込みでお馴染み。

僕自身も”音楽フェス”というイメージが強く、日本のミュージシャンのプレスリリースに「SXSW出演!」といった文言が入っているのを良く見かけるなぁ~ってな感じの印象でした。