巷で話題のスノーサーフレッスンを体験してみた

by Daisuke Tejima

皆さんが思い浮かべるスノーボードのイメージってどんなものですか? オリンピックでも話題となったハーフパイプやジブ、グラトリ等、スケートボード カルチャーにインスパイアされたトリッキーなスタイルを連想する人も多いのではと思います。

一方、今回の編集部員の「いってみよう やってみよう」のお題となる”スノーサーフ”は、KORUA Shapesや、NISEKO DOWNCHILLなどの暗躍の影響もあり、ここ数年、世界的にムーブメントを起こしているスノーボードの滑走スタイルの1つ。

その名の通り、サーフィンからインスパイアされた、言わばスノーボーディングにおける原始的なスタイルで、沢や壁などへのアプローチ、パウダースノーの中、浮力を維持しながらいかに攻略するかなど、雪面のコンディションや自然地形に合わせサーフィンのように体現するライディングスタイルです。

まぁ、頭ではイメージできても実際に体験してみなけりゃ分からないということで、早速、プロスノーボーダーの小番直人さんが運営するSNOWSURFIN’ LESSON CAMPへ入校してきました。

小番氏は、国内の老舗スノーボードブランド、MOSS SNOWSTICKの開発者でもあり、日本のスノーサーフィンの生みの親である田沼進三さんの元でスノーサーフィンスピリットを継承している人物。

そんな贅沢過ぎる環境に胸を踊らせ、朝一のブリーフィングで当日のレッスン項目の説明を受け一同驚愕。いわゆる、スノーボードを滑る上での基礎中の基礎を中心にレクチャーするという内容。「今更基礎?」と思いつつレッスンを受けるも、開始早々、目からウロコ状態。ポジショニング、目線、姿勢、加重や抜重のテクニックなど、ゆっくり、じわっと身体に染み込ませてゆくレッスンスタイルでしたが、ターンに至るまでの所作がこれほど難しく、奥が深いとは……。

シーズンに何十回と雪山へ行き、それなりに滑れる自信はあったつもりでしたが、レッスン後の筋肉痛が全てを物語っていました。もちろん、1回のレッスンで飛躍的に上達するか否かは各々のセンス次第になりますが、基礎・基本を学ばずして次のステップには臨めないということですね。

その後、我々のスノーチームも数回レッスンを受け、フォームの確認や反復練習のため、その都度、追い撮り撮影を敢行。まだまだテケテケですが、レッスン後の成果をご覧ください。

ちなみに撮影に使用したカメラは、2017年秋に登場したばかりのCASIOの新タフネスカメラ『G’z EYE』。G-SHOCKへのオマージュ的なデザインが個人的に刺さっているポイントですが、ヌードでも使える耐衝撃性能も雪山向きかなと思います。

超広角レンズを採用しているので、使い方によっては動画のような往年のスケートムービー的な撮影も可能。スマホアプリとの連動やら他機能も満載ですが、使うべきシチュエーションがまだ良くわかっていないので、今のところは普通に撮影しています(笑)。手荒に扱える無骨なデザインもお気に入り。

スノーサーフのレッスンは今後も継続して受講する予定ですので、成長過程を定期的に報告できたらと思っております。それでは初回の『巷で話題のスノーサーフレッスンを体験してみた』はこんな感じで〆。

次回もお楽しみに~!