オープン前から話題沸騰だった目黒にオープンしたレストラン、Kabi。フレンチ、フュージョン、ニューノルディックなどと称されるが、そんな概念を吹き飛ばす、エネルギッシュかつフリースタイルな新しい日本食を提案しています。
お店を切り盛りする2人は、海外の有名レストランでそれぞれがシェフ、ソムリエを経験。まだ20代という若さにはびっくりだけど、確かな経験がベースにあってこそ。美しい料理と器のコンビネーションは見ていて楽しいし、驚きがあり何よりちゃんと美味しい。ペアリングで出されるお酒(ノンアルコールも多種揃う)も焼酎、ワイン、日本酒、カクテルと様々。基本はコースだが21時以降はアラカルトでもOKで、バー営業もあり。
日本家屋を改築した内装もカッコいい。お店全体に自由な空気が流れ、楽しんで仕事をしているのが見て取れる。あぁ、彼らがこの日本でレストランをやってくれていることに感謝したい! そんな気持ちになりました。スケーターとか若い子が一杯ワインを飲みに来てくれたら嬉しいと語っていたので、先ずはバータイムに軽く一杯飲みにいってはどうでしょうか。
【KABI】
東京都目黒区目黒4-10-8
TEL:03-6451-2413
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13215648/
Kabiでもご一緒したPADDLERS COFFEEの松島くんの案内で幡ヶ谷DEEPツアーをお願いしました。この辺りに住む友人からも噂は聞いていたこちら。
この暖簾と佇まいからして只者じゃない雰囲気。縦型に奥に広がるカウンターのみで、お世辞にも広いとは言えないけど、狭くてキュッまとまっていて居心地がよい。壁一杯に貼られた手書きの短冊メニューに心踊ります。
料理は大味な居酒屋テイストかと思いきや、1つ1つ丁寧で、店主の物腰が柔らかく低姿勢な雰囲気とどこか重なる。牛タン焼きも他店とは一線を画す肉々しい味わい。付け合わせにも付くお漬物が美味しすぎるので単品でも注文がマスト。お酒は京都の一保堂のほうじ茶の金宮割とか最高。
牛タントマト煮と、牛タンシチューは字面とは違って似て非なるもの。ちゃんと違う美味しさ。パンはバゲッドではなく焦げ目を付けたロールパン。これがまた合うんです。イカバターなど一品モノも美味しく抜け目がない。常連さんがよく飲んでいるという自家製どぶろくのサワー割のその名もドブサワーがまた絶品。飲みやすくてとても美味しかった。
また通いたいお店ができました。この後同じビル2階の水無月で日本酒をいただき、その後はワインショップでイートインスペースでグラスワインも飲めるFLOWにて〆。最高のルートでした。松島くんありがとう。
【萬月】
東京都渋谷区幡ケ谷2-8-5
TEL:03-3374-2474
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131807/13083258/
お世話になっているカットソーの生産をお願いしている先輩と、刺繍全般をお願いしている業者さんと忘年会で高円寺のこちらに。定食屋のヤシロで一杯ひっかけてからこちら。買収前の武蔵小山の晩杯屋の店長をやっていた友人がオープンした立ち飲み屋さん。カウンターには鉄板が置かれ、店主の出身である広島の名物のお好み焼きが一番小さくて4分の1(なんと180円!)から食べられる。1人で来てつまみで呑んで〆にお好み焼きなんて最高すぎますね。
メニューも見るとまた驚き。おつまみはほとんど300円以下。激安です。キャッシュオンスタイルで注文ごとにお金を支払うスタイル。大好きな無糖紅茶の金宮割を注文。あまり取り扱っているお店がなくありがたい。
お好み焼きはもちろん絶品。マストです。この塩ダレ生ニラ最高でした。揚げ物はもちろん揚げたて。生姜焼きなんかをつまみに、特別メニューは築地で働く友人が持って来てくれるという新鮮な魚介。今日はタコブツ。頭がまた美味しかったな。この日は何軒かはしごするつもりが、最高すぎて長居してしまった。友人がやっているということを抜きにしても、物凄~くいいお店です。地元にあったら通いまくってしまうな。ちなみに店主のマサくんはBACK DROP BOMBのボーカル。なのでお店でかかる音楽もハイセンス。
【千吉良屋】
東京都杉並区高円寺南4-25-2 曽根ビル 1F左
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13212036/
1999年創業のbalanceweardesignを経て、都市環境に順応したトータルウェアとグラフィックの提案をコンセプトに、1990年代のミックスカルチャーにインスパイアされたリアルクローズを展開する。音楽とファッションの親密な繋がりをものづくりに反映したハイカジュアルなストリートウェアに定評あるBALのデザインを担当。