藤井健太郎のoff-air 第2回:BIM(THE OTOGIBANASHI’S / CreativeDrugStore)

by Keita Miki

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— 畑違いの人間から見ると、テレビは制作過程も面白そうではありますけどね。

藤井:打ち合わせは楽しいですよ。アイデア出ししてるときは。形に落とし込んでいくときは現実的なことを色々考えなきゃいけないけれど、アイデア出しするときは実際は無理なことでも喋るじゃないですか。「こんなのできたら面白いよね?」みたいなことも「できるかな? どうかな?」くらいで話してられるから、楽しいままその場は終われる。そっから「じゃあ、どうする?」ってなったときには、考えることがもうちょっと真面目になってくるから……。

BIM:ボツになったアイデアで面白いのがあったら知りたいです(笑)。

藤井:う~ん。クロちゃんが酔っ払ったら全然起きないのが分かったんで、最近それを使って何をやったら1番面白いかなって会議で考えてたんだけど。熟睡してるクロちゃんを山で首まで縦に埋めて、iPhoneを顔の前に吊るしておいて、起きたらSiriだけでなんとか脱出する……とかは結構面白かったかな。

一同笑

藤井:首まで埋まってるヤツが「ヘイ、Siri!」って必死で言ってるのは馬鹿馬鹿しくて良いよねって話をしてて。「ヘイ、Siri! ここはどこ?」とかね。結局、色んな理由で出来なかったんだけど。

BIM:聞いた瞬間、みんな画が頭の中に浮かぶじゃないですか。それって強いですね、やっぱり。

藤井:Siriってたまに返しが冷たいパターンもあるでしょ(笑)。そんなのが出たら最高だよね。

BIM:俺、レコーディングも自分の部屋でやっていて、歌詞も基本自分の部屋で書いてるから、普段の生活には全然ラッパー感が無いと思います。スタジオには何年も行ってないですね。もう2年ぐらいは人前でレコーディングしてない(笑)。

— 家の方がやりやすいんですか?

BIM:そうそう。絶対嫌ですよ、人前でレコーディングなんて。さて、次のクジは「よく行く飲食店」です(笑)。

藤井:僕は基本TBSにいるので、必然的に赤坂周りですかね。

BIM:藤井さんとご飯食べに行くとき、いつも藤井さんがお店を選んでくれるんです。で、俺たちはそのあと、デートとかに使っちゃうっていう(笑)。この前、僕の誕生祝いに連れてってくれた焼肉屋はすごかった。藤井さんに連れていってってもらった店でランキング付けたいですね。