カンパニー松尾の「華麗なるおっぱい」 城山若菜編

by Keita Miki

スニーカーや古着と同じく、男ってやつはとにかく「おっぱい」に弱い。では、そんな僕らが夜な夜なお世話になっている"華麗なるおっぱい"は、一体どのように世に生れ落ち、どのような経緯を辿って我々の目の前に現れることとなったのか。もちろん、それが作中で語られている大人のビデオだって、たくさんあるにはあるのだが、そんなものは大抵早送りして、見もしないってのが男の性である。
けれども、そこには様々な価値観や考え、そして人生とストーリーが詰まっている。我らがハメ撮り隊長ことカンパニー松尾による人気連載『カンパニー松尾の「華麗なるおっぱい」』は、毎回、1人のAV女優にフィーチャーし、文字通りその”華麗なるおっぱい”の真相に迫っていくという、時に楽しく、時にちょっぴり切ないインタビュー企画(巻末にはカンパニー松尾による最近お気に入りの”カレー”を紹介するオマケ付き!)。
第8回のゲストとして登場してくれるのは、城山若菜。
※過去の 「華麗なるおっぱい」はこちらから。
※カンパニー松尾 × MasteredのコラボレーションTシャツはこちらからチェック。

Photo:HMJM | Interview:Company Matsuo | Text&Edit:Keita Miki | Starring:Wakana Shiroyama

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「え、クリ吸わないの?」って。それで別れました。(城山若菜)

松尾:では、はじめていきますね。お名前は?

城山:城山若菜です。

松尾:年齢はおいくつですか?

城山:今年で28歳になりました。

松尾:もう結構な大人ですよね。

城山:そうですね。

松尾:いつからAV女優をやっているんでしたっけ?

城山:デビューしたのは2019年の夏です。

松尾:城山さんは前職が特徴的でして。前職、何でしたっけ?

城山:銀行員です。

松尾:(笑)。全く違う世界ですよね。

城山:そうですね、ちょっと鞍替えをしまして(笑)。

松尾:ちなみにご出身はどちらですか?

城山:横浜です。短大を出て、銀行に就職して、2019年からAV女優として活動しています。

松尾:子供の頃はどんな性格だったんでしょう?

城山:とにかく人が苦手で、人が集まっているところに行くのはちょっと……って感じでした。家に帰りたくなって、小学校から何度か脱走を図ったこともあります。

松尾:ちょっとヤバい子供じゃないですか(笑)。

城山:なんかこう、色々なことを考えている人が1つの場所に集まっているのが怖くて。みんなのエネルギーというか。

松尾:あぁ、学校の”ワーワー、キャーキャー”って感じが苦手だったんですね。そういう意味での問題児だったと。

城山:そうですね、保健室に通っている感じで。結果、面倒な子供でしたね(笑)。

松尾:親御さんは心配したんじゃないですか?

城山:親は心配だったと思います。でも小学校2年生くらいで構ってくれる子が出来て、今考えたら「城山を学校に連れてこい」って先生に言われて、嫌々仲良くしてくれていたのかもしれないですけど、自分にとっては初めての友達だったので、まんまと教室にも顔を出すようになりまして(笑)。

松尾:なんだか面白い幼少期ですね。

城山:でも、やっぱり教室は色々な人の声が聞こえるので苦手でしたね。誰に返事したら良いのかも分からないし。昔から大人な人が好きでした。

松尾:ちゃんと話をゆっくりと聞いてくれるような人ね。

城山:男女問わず、そういう人のほうが私には友達って思えましたね。話が通じるというか。そんな感じなので、結構根暗な子供時代でしたよ(笑)。

松尾:中学に入ってからは何か変化はありました?

城山:塾に通うのが楽しくて、ガリ勉になりました。

松尾:勉強が好きだったんだね。

城山:そうですね、当時は。その頃が人生で一番頭が良かったと思います。そこがピークですけど(笑)。そこから先は、段々と邪まなことに興味を持ち始めるようになりまして。

松尾:あら(笑)。中学時代の話ですか?

城山:そうです。でもそれ以外は勉強しかしていなくて、イケイケな男の子からは”窓際族”とか言われて、図書館の本を机の上に置かれたりしていましたね。「返しといて」って(笑)。本の精霊とか言われてましたよ。

松尾:まぁ、目立たない女の子だった訳だよね。それと平行して、どうやって”邪まなこと”は始まるんですか?

城山:もうなんか、オナニーが止まらなくて……

一同笑