2015年の注目アニメを一挙に紹介！『このアニメがすごい！かもしれない 2015』。

『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』

舞台は西暦2112年。人々はあらゆる心理状態や性格的傾向を数値化する装置・シビュラシステムによって高度な監視社会のもと生活を送っていた。警察組織の公安局は、その数値が上昇した者を排除することで社会秩序を保とうと務めてきたが、公安局の一員である主人公・常守朱はその装置の絶対性に疑問を抱き始める。変革をもたらそうとするテロリスト、混乱する大衆、そして正義を管理するシビュラシステム。何が正しく、何が間違っているのかーー、正義の概念が揺れる。近未来SFアクションの決定版ともいえる作品が登場した。

■『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』
監督：本広克行　脚本：虚淵玄（ニトロプラス）　キャラクター原案：天野明
キャスト：花澤香菜、野島健児、関智一
配給：東宝映像事業部
2015年1月9日（金）より全国公開中
©サイコパス製作委員会
http://psycho-pass.com/

『アルドノア・ゼロ』

本作は鬼才・虚淵玄氏原案によるもので第1クールのエンディングで度肝を抜かれた人も多いはず。古代文明テクノロジー「アルドノア」を手にした火星と地球の間に戦争が勃発。激しい戦いの末に休戦協定が結ばれるが、火星の皇女・アセイラム姫が地球を訪れた際に何者かによる襲撃を受けてしまう。火星サイドは報復すべく多くの刺客を地球に送り込むが、本作の主人公・界塚伊奈帆の活躍により刺客たちを迎撃。だが、火星の少年・スレインの銃弾により生死不明となってしまう。アセイラム姫の生死も確認されぬまま第1クールのエンディングを迎えるという衝撃の結末から、ついに第2クールがスタートする。王道ロボットアニメーションの斜め上をいく予測不可能なストーリーは必見。

■『アルドノア・ゼロ』
監督：あおきえい　原作：Olympus Knight　ストーリー原案：虚淵玄（ニトロプラス）
キャスト：花江夏樹、小野賢章、雨宮天、平川大輔
TOKYO MX、BS11、niconico、とちぎテレビ、群馬テレビにて毎週土曜24:00から
ABC朝日放送では毎週水曜26:14から放送中
©Olympus Knights／Aniplex・Project AZ
http://www.aldnoahzero.com/

『シドニアの騎士第九惑星戦役』

謎の生命体・奇居子（ガウナ）により太陽系が破壊されてしまった1000年後、地球を脱出した人類は奇居子に対抗していた。主人公・谷風たちは衛人（もりと）と呼ばれる人型の戦闘機を操縦することで奇居子に対抗。シドニアと呼ばれる播種船で移住可能な惑星を探索し続けてきた。少ない食料でも生きていけるために、人類は自らの遺伝子を改造することで光合成を行なう。さらには相手の性別に応じて性別を変化させる人種がいたりと、その世界観は唯一無二。原作漫画に劣らないクオリティでおくる傑作SFアニメーションをお見逃しなく。

■『シドニアの騎士第九惑星戦役』
監督：瀬下寛之　原作：弐瓶勉（講談社『月刊アフタヌーン』連載）
キャスト：逢坂良太、洲崎綾、豊崎愛生ほか
2015年4月より“アニメイズム”枠にて放送予定
©TSUTOMU NIHEI・KODANSHA／KOSPRODUCTION COMMITTEE
http://www.knightsofsidonia.com/

『デジモンアドベンチャー tri.』

1999年にアニメ化されて絶大な人気を誇ったアニメ版『デジモンアドベンチャー』の15周年を記念して、ついに2015年に続編がスタートする。17歳の高校生となった主人公・太一たちがどのように成長しているのか、恋模様などを含めて気になるところ。監督は『刀語』や『ヨルムンガンド』などの作品を手掛けてきた元永慶太郎氏が務め、キャラクターデザインは『つり球』などを担当してきた宇木敦哉氏が担当する。いま再び、冒険が進化する！

■『デジモンアドベンチャー tri.』
監督：元永慶太郎　シリーズ構成：柿原優子
キャラクターデザイン：宇木敦哉
2015年発表予定
©本郷あきよし・東映アニメーション
http://digimon-adventure.net/

TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース』

言わずと知れた大人気コミックのアニメ版。ファンからの人気も高い第3部から“ジョジョ”の代名詞にもなっている「スタンド」が登場。第1部、第2部から受け継がれてきた“ジョジョ”の血統は、その子孫である第3部主人公・空条承太郎に継承される。宿敵・DIOとの因縁を断ち切り、母の命を救うべく承太郎と仲間たちは旅に出る。個性豊かなキャラクターが繰り出すシュールなギャグや、「やれやれだぜ」といった名言、そしてTVアニメだからこそ実現したカラフルな世界観に注目したい。

■ 『ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース』
原作：荒木飛呂彦　ディレクター：津田尚克
キャスト：小野大輔、石塚運昇、三宅健太、平川大輔、小松史法、福圓美里
TOKYO MX・BS11にて毎週金曜24:30から放送中
※その他にも放送局あり
©荒木飛呂彦＆LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SC製作委員会
http://jojo-animation.com

『七つの大罪』

傲慢・貪欲・嫉妬・憤怒・暴食・色欲・怠惰を背負う“大罪人”を探せ

『週刊少年マガジン』で連載されている人気コミックがついにアニメ化。ブリタニアいちの大国であるリオネスは、強大な力を持つ聖騎士によって支配されようとしていた。そんな状況を打破すべく、王女・エリザベスは主人公のメリオダスとともに「七つの大罪」と呼ばれる最強のお尋ねもの集団を探しに旅へ出る―。物語は王道冒険ファンタジーなため少年心をくすぐられる。子どもから大人まで幅広い年齢層で楽しむことができる爽快な作品だ。

■ 『七つの大罪』
監督：岡村天斎　原作：鈴木央（講談社『週刊少年マガジン』連載）
キャスト：梶裕貴、雨宮天、久野美咲ほか
MBS・TBS系全国28局ネットにて、毎週日曜17:00から放送中
©鈴木央・講談社／「7つの大罪」製作委員会・MBS
http://www.7-taizai.net

『東京喰種トーキョーグール√A』

人の姿に擬態し人類を喰らって生きる「喰種（グール）」たち。主人公・カネキは喰種に襲われ瀕死になるが喰種の臓器を移植されたことでありえない再生能力を持つ半喰種となって生き残る。半分人間、半分喰種であるがゆえに葛藤し、もがき苦しむカネキであったが、第1クールのラストでカネキはついに自分なりの答えを見出すことになる。走り出す決意、暴走する優しさ、その果てに彼が見たものとは？

■『東京喰種トーキョーグール√A』
監督：森田修平　原作：石田スイ（集英社『週刊ヤングジャンプ』連載）
キャスト：花江夏樹、雨宮天、宮野真守
TOKYO MXにて、毎週木曜24:00から放送中
※他に放送局あり
©石田スイ／集英社・東京喰種製作委員会
http://www.marv.jp/special/tokyoghoul

『暗殺教室』

コミックス累計1100万部を突破し、今や『週刊少年ジャンプ』の看板ともなった本作が満を持してアニメ化を果たした。月の7割を破壊したという謎の生物が何故か中学3年生の教師「殺せんせー」として着任。生徒に卒業までに殺せんせーを暗殺しなければ地球を破壊するという命題が科せられる。殺せんせーは自身の“暗殺”を命じながら、生徒に道徳的な教えを説くという奇想天外さが本作の魅力。『ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生The Animation』などを手掛けた岸誠二氏が本作の監督を務める。

■ 『暗殺教室』
監督：岸誠二　原作：松井優征（集英社『週刊少年ジャンプ』連載）
キャスト：福山潤、杉田智和、伊藤静
フジテレビにて、毎週金曜25:20から放送中
©松井優征／集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
http://www.ansatsu-anime.com

『寄生獣セイの格率』

実写映画化もされた話題の『寄生獣』は、アニメも2014年10月から絶賛放送中だ。平凡な高校生・泉新一は、謎の生命体「パラサイト」に襲撃を受ける。身体を乗っ取られる危機はなんとか逃れたのだが、右手だけに寄生されてしまい共同生活を送っていくことに。そんな中、数多の「パラサイト」が人間への襲撃を始めるーー。20年前に発表されたコミック原作をアニメ化するにあたり、画調を現代風にアップデートすることで古さを感じさせないすっきりとした雰囲気に。内省的な哲学要素も多く、普段アニメを観ない人でも十二分に楽しめる作品だ。

■ 『寄生獣セイの格率』
監督：清水健一　原作：岩明均（講談社「アフタヌーン」）
キャスト：平野綾、島崎信長、花澤香菜
日本テレビなどにて、毎週水曜25:29から放送中
©岩明均／講談社・VAP・NTV・4cast
http://www.kiseiju.jp

『SHIROBAKO』

2015年の現在では様々なアニメ作品が発表されているが、それらはどのように制作されているのだろうか？　そんな読者目線をテーマに、制作会社の日常を描いたのが『SHIROBAKO』だ。アニメーターや原画マン、3Dクリエイターに監督、そしてプロデューサーや声優などのまさに現場に携わるキャラクターが奮闘する姿をパロディも含めてリアルに描いている。アニメファンならずとも、お仕事系エンターテイメントとしても楽しめる傑作アニメだ。

■ 『SHIROBAKO』
監督：水島努　原作：武蔵野アニメーション
キャスト：木村珠莉、佳村はるか、千菅春香、高野麻美、大和田仁美ほか
TOKYO MXなどにて、毎週木曜23:30から放送中
※その他にも放送局あり
©「SHIROBAKO」製作委員会
http://shirobako-anime.com

『デュラララ!!×2 承』

池袋を舞台に、高校生やカラーギャング、ヤクザに情報屋、そして伝説の首なしライダーなど数多くの奇人が織りなす群像劇が５年の時を経て帰ってきた。登場キャラクターごとの視点で描かれる謎めいたエピソードは、やがてひとつの展開に繋がっていく。観る度に点と点が繋がる構成には快感すら覚えるほどだ。2015年1月からは“承”、７月からは“転”、2016年1月からは“結”といった全4部構成で原作のライトノベルを一気に描き上げる。第2期を観ていない方はすぐに第1期をチェック。

■ 『デュラララ!!×2 承』
監督：大森貴弘　原作：成田良悟（電撃文庫刊）
キャスト：沢城みゆき、豊永利行、花澤香菜
TOKYO MX、群馬テレビ、とちぎテレビなどにて、毎週土曜23:30より放送中
※その他にも放送局あり
©2014 成田良悟／KADOKAWAアスキー・メディアワークス刊／池袋ダラーズ

『四月は君の嘘』

幼少期よりピアノの英才教育を受け、さまざまなコンクールで賞を獲得した天才ピアニスト・有馬公馬は母の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなってしまう。そんな彼は、個性的な演奏をする天真爛漫なヴァイオリニスト・かをりと出会い、コンクールでの伴奏を頼まれることきっかけに遠ざかっていたピアノと向き合うことになる。時を重ねることで、かをりへの恋心に気付いた有馬は自らのトラウマととともに彼女とどう接していくのだろうか。作中では、チャーリー・ブラウンの名言もたびたび登場するなど、細かい部分にまだこだわりが詰まった作品だ。

『ニセコイ:』

本作の主人公は、男子高校生・一条楽。幼い頃に、楽はとある少女と結婚の約束を交わしたが離ればなれになってしまう。手元に残ったのはその少女からもらった鍵穴のある錠型の首飾り――その鍵を開けることができる人物こそが運命の人なのだ。そして彼の前に現れるのは、それぞれ性格の異なる個性的な4人の女子高生たち。楽に対して密かに抱く彼女たちの恋心は、常に空回りしてばかり。4月から放送される第2期では新キャラクターも登場。果たして「ザクシャ・イン・ラブ（＝永遠の愛）」の相手はいかに…!?

『ニセコイ:』
総監督：新房昭之　原作：古味直志（集英社『週刊少年ジャンプ』連載中）
キャスト：内山昂輝、東山奈央、花澤香菜
2015年4月より放送予定
©古味直志／集英社・アニプレックス・シャフト・MBS
http://www.nisekoi.jp

『神様はじめました◎』

父親の借金により家を追い出されてしまった主人公・奈々生は、ひょんなことをきっかけに神社と土地神になる権利を譲り受けることに。彼女は狛犬の代わりとして神社を守ってきた神使の巴衛（ともえ）や烏天狗の鞍馬（クラマ）、白蛇の神使である瑞希（みずき）といった奇天烈な仲間たちと共同生活し、神様として成長していく。人間が神様になるストーリーとは一体!?

■『神様はじめました◎』
監督：大地丙太郎　原作：鈴木ジュリエッタ
キャスト：三森すずこ、立花慎之介、岸尾だいすけ
テレビ東京などにて、毎週月曜26:05から放映中
※他に放送局あり
©鈴木ジュリエッタ／白泉社・神様はじめました製作委員会2015
http://mikagesha.com

『アイドルマスターシンデレラガールズ』

『アイドルマスター』の世界観をモチーフとした携帯端末専用のソーシャルゲーム・通称「モバマス」が待望のアニメ化を果たした。芸能事務所・346プロダクションから新たにスタートする「シンデレラプロジェクト」のもと、14人の女の子たちはアイドルの卵として活動を始める。それぞれ小学生から高校生と、様々な世代が揃ったアイドルユニットに一体どのような出来事が待ち受けているのだろうか。アイドルの日常生活を描いたり、流麗なアニメーションによるライブパフォーマンスからは目が離せなくなる。

■『アイドルマスターシンデレラガールズ』
監督：高雄統子　原作：バンダイナムコゲームス
キャスト：大橋彩香、福原綾香、原紗友里
TOKYO MX、チバテレ、群馬テレビなどにて、毎週金曜24:00から放送中
※その他にも放送局あり
© BNGI／PROJECT CINDERELLA
http://imas-cinderella.com

2015年の注目アニメを一挙に紹介！
『このアニメがすごい！かもしれない 2015』。

Search

2015年の注目アニメを一挙に紹介！ 『このアニメがすごい！かもしれない 2015』。

Search

2015年の注目アニメを一挙に紹介！
『このアニメがすごい！かもしれない 2015』。