2012年秋冬注目度NO.1!! [Barbour]のオイルドジャケット。

by Mastered編集部

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最近、街中を歩いていると、よく目にするようになった[バブアー(Barbour)]のオイルドジャケットを着たお洒落さん。元々は英国生まれの老舗で、ロイヤルファミリーにも愛される由緒正しきジャケットだけに、お決まりの英国ファッションに合わせて……というのを想像してしまいがちだが、どうやらそれとはまた別の系譜で流行っているらしい。しかも、それは東京だけでなく、ニューヨーク、パリ、ミラノ、そしてロンドンと世界同時でだ。これまでとは全く新しい形で、クールなアイテムとして注目されるバブアーのオイルドジャケット。その魅力について探ってみた。

Edit:Mastered

全世界同時多発的に巻き起こるBarbour旋風

荒々しく厳しい寒さの北海の船乗りからロイヤルファミリーまで幅広い層に愛される[バブアー(Barbour)]。日本では1990年代のトラッドブームが巻き起こった時に初めてバブアーがファッションアイテムとして浸透。以来、冬場のトラディショナルな着こなしには欠かせないアイテムとなっていることはご存知の通りだ。

しかし、いまやバブアーはイギリスアディクトやトラッド信奉者だけのものではない。ストリートから生まれたカルチャーと密接に結びついた、新しいバブアーが全世界同時多発的に広がっている。

例えば、東京では、[ソフネット.(SOPHNET.)]が東京店11周年を記念してコラボレーションアイテムを発売。今までバブアーを知らなかった人たちはクールなアイテムとしてコーディネイトに自然と取り入れるようになったし、バブアーを知っていた人たちもこれまでとは違った新しい感覚で着るようになっている。

ニューヨークでも、スケートやBMXを嗜む若者たちがこれまでのマウンテンパーカやダウンジャケットではなく、バブアーのオイルドジャケットをアウターに選ぶことが多くなっているという。

それはバブアーの本場英国でも同じ。ボロボロのスリムデニム穿いて「ビューフォート」を着たり、モードな着こなしのアクセントとして「ビデイル」を取り入れるなど、昔のようにトラッド一辺倒ではなく、新しい着こなしでバブアーを楽しむ人が増えている。多くのクリエイターが活動するイーストロンドンのハックニーという地区にはそういうスタイリッシュな若者たちが多いこともあって、英国ではどうやらそういった若者たちを総称して、“ハックニーファーマーズ”とも呼ぶらしい。

全世界で広がる、“ハックニーファーマーズ”。既成概念に捕われない新しい着こなしは、バブアーオフィシャルサイトのスペシャルコンテンツ「BABOUR PEOPLE」でチェックできる! 是非お見逃し無く!

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