2014年の春夏シーズンは、『Stan Smith』の復活や『Instapump Fury』のオリジナルスペックでの復刻が話題になり、両モデルをベースにしたコラボレーションモデルも数多く登場した。スニーカーの売れ行き自体が好調な今、次に狙うべきはどんなモデルなのか。この秋冬シーズンにチェックしておくべき5つのスタイルをピックアップする。
Photo:Shuhei Nomachi、Text&Edit:Fumihito Kouzu
♯01 レトロランニング
空前の[new balance]ブームは落ちついた感があるが、スタイルとしては引き続き注目度が高いレトロランニング。着用者の多い品番をあえて外し少しクセのあるものをチョイスするか、個性的な色を選べば新鮮な印象となるはず。
1980年代のナイキランニングを代表する名作『インターナショナリスト』をベースに、ナイキ最新テクノロジーを採用。ミッドソールにLUNARLON、シュータン部分にはメモリーフォームを使用した。12,960円
1985年に発売された『ZX600』のディテールを継承しながら、シルエットや機能面をアップデートさせたのが『ZX630』。プリマロフトを採用し、保温性に優れているため秋冬シーズンには最適な1足。各12,960円
1985年にオリジナルモデルが登場した『GL6000』。GLはGo Lightの頭文字からとられたもので、オリジナル発売時は安定性、軽量性、衝撃吸収性に優れたモデルとしてランナーから支持されていた。10,584円
1990年に、ENCAP搭載の一体成型ミッドソールを搭載して登場した『997』。同じ900番台のヒットモデルである『990』や『996』とも印象が異なるので、新鮮な雰囲気を味わうことができるだろう。25,920円
全米最古のアスレチックブランドである[Saucony]。『SHADOW 5000』は存在感のあるフォルムと’90年代のランニングスタイルを彷彿とさせるデザインが特徴的だ。どちらもBILLY’Sだけのリミテッドカラー。各9,504円
『3-S LOW』は現在のトレンドである’90年代の雰囲気を味わうことができる魅力的なスニーカー。素材使い、配色、ミッドソール部分のデザインなどに’90年代的なテイストが盛り込まれている。各8,424円
1987年にオリジナルが発売されたランニングシューズを復刻。ヒールカップのデザイン、ジグザグに設置されたレースホールが特徴的。フランスの老舗スポーツブランドの実力を再確認できる一足だ。各10,260円
[Admiral]の中では珍しいレトロランニングデザインのモデル。スウェード、メッシュ、キャンバスを巧みに組み合わせつつも同色でまとめて上品な印象に仕上げられている。スマートなシルエットも特徴。8,800円