ノマドワーキングにコワーキングなど、さまざまなワークスタイルが出現した現代。何もかも専有するのではなく、住まう場所、仕事場等を共有・共用することで、拠点を複数持てることの効用に気付き始めている方も多いのではないだろうか。仕事の拠点としての都市での生活と、ローカルの自然資源を心ゆくまで堪能できる田園生活。今まで、両立しえなかったこの2つの生活を両立させる他拠点ワーク&ライフスタイル実験の場、「山の家(やまいえ)」が越後妻有にオープンする。
「山の家」は、ワークショップや音楽イベントなどが開催できる多目的スペースとしてのカフェとドミトリー、レジデンスが一体になった一軒家。世界に類を見ない、現代アートがあふれる新潟県十日町市松代の旧街道沿いに位置する民家をリノベーションした物件だ。この新潟県十日町市松代という土地は、第5回目を迎えるアート・トリエンナーレ”越後妻有大地の芸術祭” 開催エリアの中心地のひとつでもある。なお、「山の家カフェ」は、8月10日(金)オープン、「山の家ドミトリー」については、9月1日(土)より営業を開始するとのことだ。
東京移民のための新しい「山」の拠点は、どう活きるか。今年の夏は、越後妻有に注目だ。
【山の家カフェ(22席)】
2012年8月10日オープン
朝食(予約制)
ランチ 11:30〜15:00
カフェタイム 15:00〜18:00
夕食&バータイム 18:00〜22:00
・無線LAN常時接続可能
・プロジェクター、音響設備有(イベント、ライブ対応可)
・ギャラリーとしての使用可能
【山の家ドミトリー(10ベッド予定)】
2012年9月1日オープン
素泊まり一泊:4000円
予約受付:stay@yamaiehito.jp
チェックイン:15:00〜
チェックアウト:〜10:00
・二段ベッド式簡易宿泊施設(共用シャワー有)
・送迎バス付きの美しい雲海たなびく露天風呂温泉が車で15分