2011年に惜しまれつつも閉店した原宿のヴィンテージショップLOSTHILLSで培ってきたものをベースに、古き良きアメリカ文化を愛するデザイナー自身が今欲している”新しい洋服”を表現するブランド、[WYLER(ワイラー)]の2014年春夏コレクションが公開された。
特定のシーズンテーマを設けずに制作したコレクションだが、「ファッションセンス=感覚という意味ではなく、もっと背骨に近い部分。幼少の頃より少しずつ培ってきた心の琴線に触れるという状態。その”背骨に近い感覚”を表現する」というブランドコンセプトを体現した珠玉のラインナップは、ヴィンテージ、古着好きならずとも一見の価値あり。デリバリーの時を今から楽しみに待つとしよう。