『ホワイトマウンテニアリング』と『BLK』の 2009-2010秋冬コレクション

by Mastered編集部

00
実力派ブランドとしての地位を着々と固め、新たなステップアップを画策する『ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)』。そして、ギアとしての性能を高める一方、カラーをブラック一色にするという斬新なアプローチで新たにスタートさせた新ブランド『BLK』。その2ブランドの2009-2010秋冬展示会が開催されました。

今回のコレクションで Clusterがとくに注目したいのは、アウター類。ゴアテックス®(GORE-TEX®)を使用しハイスペックでストイックな雰囲気にまとめつつも、裏地やテープをポップなカラーリングにアレンジ! 本格派でありながら遊び心も感じさせるデザインに仕上がっていました。もちろん切り替えなどのデザインやパターンにも、このブランドらしいさまざまなギミックが込められ、素晴らしい完成度を披露していたように思います。

また相澤氏が好むフェアアイルっぽい柄を随所に取り入れたり、チェックやカモフラなどを効果的に使ったアイテムも数多く展開。

そしてもちろんシャツの出来映えも素晴らしく、氏の思いが巧みに込められたバリエーション豊富なアイテムがラインナップされ、なかには秋冬とは思えない爽やかなカラーリングのモノも登場していました。

他にもパンツや小物、某ブランドと本当の意味でのコラボを実現させたアイテム、赤を効果的に取り入れた『BLK』などお知らせしたいネタは山ほどありますが、あまり公開し過ぎるのも問題なので、この辺で。

011702130310

 
046052blk1

 

では最後に、このコレクション、なんとブランドロゴを一切排除しています。いまだにロゴを礼賛する方々には不評なのかもしれませんが、Cluster的にはデザイナーの相澤氏がデザインのみで勝負するというコンセプトに潔さを感じ、非常に感銘を受けました。

さらに、海外などではコレクションを発表してすぐ MEN.STYLE.COMなどで公開されている現実を理解し、信頼するメディアには画像の公開を受諾してくれる姿勢にも共感。
「来季を公開したことで、今季モノが売れない」なんて考えを無視させ、つねにマーケットに影響を与え続ける服をデザインしなくてはならないという意識の高さが、低迷しつつあるファッション業界に新たな風穴を空けてくれると信じています。

「Mastered」は、
2017年5月までEYESCREAM.JPだったサイトが生まれ変わった、
新しいファッション&カルチャーメディアです。