銀座の北の外れ、昭和通り沿いに昭和7年に建てられ、90年以上経った現在でも当時のままの姿で佇む小さなビル一棟を丸ごと使用したF.I.L. GINZA。
変色した加飾タイルの外壁が目をひくこの建物は、元は油屋であったそうで、杉天井など、一部に日本建築の技術が取り入れられているのもユニークな点だ。
2、3階の床材や、3階の天井といった当時の素材は出来る限り残すように活用しており、窓枠も当時のデザインを忠実に復元。
小さな空間ながらも、当時の職人の仕事と今の職人の仕事がバランス良く調和した、visvimらしい店舗と言えるだろう。
この週末は店舗のチェックも兼ねて、ぜひともF.I.L. GINZAまで足を運んでみて欲しい。
東京都中央区銀座1-20-17
TEL:03-3528-6500
https://www.visvim.tv/