去る10月10日(金)、11日(土)に、フィルムカメラブランド[Leica(ライカ)]の新機種、ライカTカメラを使用し、[UNUSED(アンユーズド)]が制作した作品の展覧会『7DIGITAL ORIGINALS – UNUSED』が行われた。
”デジタルカメラで撮影されたモダンデジタルピクセルの写真データをユニークなハンドクラフトで再現する事は可能だろうか?”というテーマで、世界の主要都市で選ばれた7名のアーティストがライカTカメラを使ったインスタレーションを開催。
同プロジェクトは写真の世界からアナログクロームペーパーが消えて以来、手作業で作られる作品が消えていく中で、手行程で生まれるモノにフォーカスしたもの。ハンドメイドの洋服作りを10年以上続ける[UNUSED]とそのデザイナーたちの手により、ライカTカメラで撮影された写真が見事な3Dの衣類となり蘇った。1mmズレただけでプリントの再現が不可能になるという想像を絶するシビアな手作業を経て、完成したレザーベストとムートンのニットが制作工程のドキュメント写真とともに展示された。
今回のプロジェクトを記念し、アーティストが手作業で生んだ作品とカメラの購入が以下の特設サイトにて可能となっているので是非チェックを。
http://shop.7digitaloriginals.com/collections/editions/products/tailoring-edition