10年間に渡るアーティスト活動の集大成であり、自身として初の刊行となる今回の作品集には、252体分のモンスターをフルカラーで収録。
出版を記念して開催されるポップアップイベントでは、自身のギャラリーであるMATはもちろん、渋谷 PARCO、大阪のIMA:ZINEや福岡のMANU COFFEEなども巡回予定となっており、各会場では作品集のほか、オリジナルのスーベニアも登場する。
なお、イベントの日時に変更があり、現在調整中とのことなので、続報を楽しみに待つべし。
デザイン:白い立体
仕様:148 × 105 × 25mm /300頁 / 上製本(箔押し加工)
価格:3500円 + 税
出版:白い立体 ISBN 97 8-4-9910388-0-8
関係者からのコメント
■BEAMS 代表 設楽洋
アーティスト・TOMASONはBEAMSの卒業生。彼の存在は入社した時からよく覚えている。仕事の傍ら自分の作品を描き続けていた。ある時、自分の作品を沢山社長室に持ち込んできて、故郷の岐阜でTOMASON LANDを開催すると言う! 手弁当で地元のアーティストと共に。そのエネルギーとパワーはどこにあるのか? 作品を見ていただければそれがわかると思う。感動した僕は少しだけポケットマネーを出して協力した。TOMASONよ、いつか日本のキースへリングになって借りを返してくれ!笑
■TENDOUJI アサノケンジ
モンスターというものがどれほどピュアなものか。実在はしないが誰しもがイメージ出来て、誰しもが子供の頃に敵か味方か、憎むか憧れるかで感情を動かされたもの。TOMASONとは3年程前にライブハウスで知人を介して出会った。僕はバンド畑の人間なので、作品を見て”カートコバーンにおけるダニエル・ジョンストンのイラスト”というイメージで一緒に仕事したいな、と思った。TOMASONもバンドのグッズを作るなら、という前置きで全く同じ話をしてくれた。今アートという言葉に甘えて自分の作品、表現に対して言語化を必要以上に避ける、受け手をアートという言葉で丸めこむ人のどれだけいることか! その中で過去のそういったものに憧れてこうしたい、と言える彼はすごくピュアな存在に思えた。だからこそ「モンスター図鑑! おもしろそう! 見てみたい!」。この図鑑を読むにあたってはそれだけで十分だし正解な気がします。今後もまたカートとダニエル・ジョンストン目指していきましょう。
■横山裕一
これら登場人物には凄く良いのもあれば全然良くないのもある
描き貯めた者全部でなく選抜掲載したという〈全部にすべきだ〉