カンヌ国際映画祭で話題を呼んだ異色作『典座 -TENZO-』が日本初上映

by Nobuyuki Shigetake and Mastered編集部

富田克也監督作品『典座 -TENZO-』が、10月4日(金)のアップリンク吉祥寺および渋谷での公開を皮切りに、全国で公開される。

福島と山梨に生きる2人の若き僧侶の苦悩を軸に、東日本大震災以降の仏教の意義を紐解く本作。

第72回カンヌ国際映画祭にて大いに話題を呼んでいた作品なだけに、ここ日本での上映を心待ちにしていた映画好きも多いはず。

なお本作は、公開に先駆けて愛知県で3年に1度開催される国内最大級の現代アートの祭典『あいちトリエンナーレ2019』にて8月9日(金)に予定している映像プログラムにて日本での初公開を迎える。

同祭典での2回目の上映となる9月17日(火)には、映画で非常に重要や役割を果たす青山俊董老師、主演の河口智賢、富田克也監督も登壇するトークイベントも実施予定とのこと。

また、公開直前の9月29日(日)には甲府・桜座にて、劇中に楽曲を提供しているNORIKIYO、右左口竹の会らのライブ付き『典座 -TENZO-』先行上映も決定した。

以下より詳細をチェックしつつ、公開日を楽しみに待つとしよう。

『典座 -TENZO-』

2019年10月4日(金)アップリンク吉祥寺、渋谷ほかにてロードショー
監督:富田克也
脚本:相澤虎之助、富田克也
音楽:右左口竹の会、Suri Yamuhi And The Babylon Band、NORIKIYO
出演:河口智賢、近藤真弘、倉島隆行/青山俊董
上映時間:62分
製作:全国曹洞宗青年会/海外担当

http://sousei.gr.jp/tenzo/