イタリアのアイウェアブランド[TAVAT EYEWEAR(ターバット アイウェア)から注目の新コレクション 『Soup Can(スープカン)』が8月26日(水)にリリースされる。
日本国内での販売は外苑前のblincと表参道のblinc vaseの2店舗限定となる、この『Soup Can』。本コレクションは[TAVAT EYEWEAR]の初代デザイナーであり、カリフォルニアの名門美術大学アートセンター・カレッジ・オブ・デザインの教授だった故ノーマン・シュアマンが、生前に発案したものを数年間かけて具現化したものだ。
元を辿れば、その発想は生前のノーマンがアリゾナで航空ショーを企画する友人のもとを訪れた際に、壁にかかった1枚のポスター(1930年代の農業器具メーカーの広告)を見つけたことに端を成す。戦争中に大量に生産された練習用飛行機などは、戦後になって安価なことから空から肥料や農薬を散布する農業用機に代用されていた。そして、操縦に従事する方たちは「フライング ブリトー」と呼ばれ、あまりにも粗悪な作りのゴーグルを着用していたのだ。
ポスターにはその様子が描かれ、ノーマンは、そのゴーグルを見て、スープの缶をちょうど“輪切り”にした状態を連想。ノーマンはスープ缶にインスパイアされ、結果として辿り着いたフレームが、レンズをサンドイッチ状に挟み込む『Soup Can』の構造であったという訳である。
また、接合部分の蝶番には、眼鏡では珍しくネジの代わりに時計のリューズを採用。生産はイタリアで行われ、デザインはラウンド型とパント型が各2型、計4型での展開となる。それぞれにサングラス、眼鏡が用意されているので、気になる方は店頭にて早速チェックを。
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