小畑多丘とCOREJEWELSが2000万円越えの「身につける彫刻」を発表

by Keita Miki

彫刻家・小畑多丘と日本のハイエンドジュエラー・COREJEWELS(コアジュエルス)によるコラボレーション作品が5月1日(金)にローンチされる。

今回、両者が数年をかけて完成させた”身につける彫刻”は、小畑による巨大な木彫作品『B-BOY Down jacket NANAME 2016』を約1/20に縮小した、ネックレスになる逸品。経年変化が顕著な木とは対照的に、2300個以上のダイヤモンドを纏った10金ホワイトゴールドで制作されている。

以下は小畑本人からのステートメント。

WEARABLE SCULPTURE

本作は、単なるジュエリーではなく、「身につける彫刻」である。
チェーンを介して身体に纏うこともできるが、本質はあくまで彫刻そのものにある。
身体は装飾のための場所ではなく、彫刻を移動させるための媒体となる。
本来、大きく重く、空間を占有するはずの彫刻を、身体と共に移動できるサイズへと変換することで、彫刻は重力から少し解放された自由な存在になる。
小さいながらも、10金とダイヤモンドで作られた彫刻は、ずっしりとした重みを持ちながら手の中に収まる。
ダイヤモンドは光を内包し、形の中に空間を取り込む。
無数のダイヤモンドが光を受けることで、形と空間はグラデーションとなり、その境界線は溶け込んで見えなくなる。
重力から解放されるだけでなく、光によって形と空間の境界も曖昧になっていく。
そこに、金属と石という素材が持つ「永遠性」が加わる。
この彫刻は、身に付けるだけではなく、置くことでも成立する。
むしろ私はこれまで、重力に従い置くだけで彫刻を成立させることにこだわってきた。
チェーンを外し、空間の中に置かれた時、この作品は力強く立つ小さな人体の彫刻となる。
身体に属する「動」の状態と、空間に置かれる「静」の状態。
その2つの在り方を提示することで、「身につける彫刻」の真意が現れる。
Edition of two.
A sculpture to carry, a form to wear.
持ち運ぶための彫刻、身に纏うための形

販売は2点限定となっており、値段は税込み2000万円超。5月7日(木)までGR8の店頭にて展示が行われ、店頭のほか、GR8のオンラインストアでも受注を受付予定とのことなので、くれぐれもお見逃しなく。

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GR8
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20,900,000円(税込)