ヒップホップ界のトップスターであり、若者に絶大な影響力を持つギャングスタ・ラッパーの重鎮Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)。1990年代初頭からカリスマラッパーとして人気を築き始め、長年業界に君臨してきた同人物が、先日突如として“レゲエミュージシャンへの転向”を発表したことは記憶に新しいところかと思うが、そんな”Snoop Lion“の真実に迫った注目の映画『スヌープ・ドッグ/ロード・トゥ・ライオン』が7月27日(土)より、ここ日本でも劇場公開されることとなった。
世界的な名声を誇るラッパーがレゲエへの道を選んだ理由は激動の過去へと遡る。厳しい母に育てられた少年期、銃襲撃事件での逮捕、2Pac(トゥーパック・シャクール)の殺害事件、学生時代から恋人だった妻との関係、そして親友Nate Dogg(ネイト・ドッグ)の死…。人生を見つめ直すためにジャマイカへ渡ったスヌープは、大麻農場、Bob Marley(ボブ・マーリー)が若かりし頃に暮らしていたトレンチタウン、チボリ・ガーデン、多くのレゲエミュージシャンが通った出身校などを訪ね歩きながら、地元の人々やラスタファリ文化、そしてジャマイカに深く根差しているレゲエ音楽に触れていく。自分自身の未来を切り開く旅で彼が見つけたものとは…。
愛と平和への願いをぎっしり詰め込んだ音楽と、”Snoop Lion”という新たな表現者に迫る至極の96分はファンならずとも見逃し厳禁。本日、4月24日にリリースされたSnoop Lionの最新アルバム、『スヌープ・ドッグ/ロード・トゥ・ライオン』と共に欠かさずチェックしておくとしよう。
【映画『スヌープ・ドッグ/ロード・トゥ・ライオン』】
2013年7月27日(土)より公開
監督:アンディ・キャッパー
出演:スヌープ・ライオン(スヌープ・ドッグ)、ドクター・ドレー、ディプロ、バニー・ウェイラー、ダミアン・マーリー
2013年/アメリカ/96分/ビスタ/5.1ch/原題:Reincarnated/字幕翻訳:石田泰子
配給:角川書店 © 2013 VICE FILMS, INC., SNOOPADELIC PICTURES, INC.
スヌープ・ライオン New Album 『スヌープ・ドッグ/ロード・トゥ・ライオン』(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)
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