アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)が自殺したことで、ブランドの今後がどう進展していくのか、ファッション関係者だけでなく多くの方々が気になっていたことだと思いますが、ひとまず答えが出たようなので報告したいと思います。
『アレキサンダー・マックイーン』ブランドは、彼のアシスタントとして16年間働いたサラ・バートン(Sarah Burton)をクリエイティブ・ディレクターに任命し、存続させていくことが正式決定したようです。
『アレキサンダー・マックイーン』社のCEOジョナサン・アケロイド(Jonathan Akeroyd)は「私たちはサラが、クリエイティブ・ディレクターの役割を引き受けることに同意してくれたのが嬉しいです。彼女は長い間リー・マックイーンと並んで働いており、彼の意思を引き継ぎ、才能やリーダーシップをいかんなく発揮し、ブランドを新しいステージへ押し進めることが出来るはずです」と答え、サラに大きな期待を寄せている旨を示した模様。
加えて、グッチグループのCEOロバート・ポレットも「サラには、本当の才能やブランドに対する深い理解、ブランドを前進させていくのに必要なビジョンがあります。私たちは、サラとデザインチームに対して全面的な支援をしていくつもりです」と強いバックアップを明言しました。
実際彼女が、マックイーンの名前を背負いながら、どこまでクリエイティブなコレクションを披露できるか未知数ですが、答えはきっと次回のショーで出るはずなので、期待を込めて楽しみに待ってみましょう。
[via:vogue.co.uk]