自らの生存を賭けた登山の「記録」と「記憶」。石川竜一の写真展『CAMP』。

by Mastered編集部

自らが生まれ育った沖縄や雑然とした都市に住まう人々をかつてない迫真性をもって捉えたシリーズで話題を呼び、2015年には木村伊兵衛写真賞も受賞した写真家・石川竜一。同人物の写真展『CAMP』が2月6日(土)より、神宮前のWAG galleryにてスタートする。

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自らが生まれ育った沖縄や雑然とした都市に住まう人々をかつてない迫真性をもって捉えたシリーズで話題を呼び、2015年には木村伊兵衛写真賞も受賞した写真家・石川竜一。同人物の写真展『CAMP』が2月6日(土)より、神宮前のWAG galleryにてスタートする。

この撮影に際し、石川は二つの日本国内の山林を巡り、単に山を歩くのではなく、通常の登山で必要とされるテントや食料を持たずに、ごく最小限の装備だけを携えて、現地で捕獲した生き物を糧としながら自然の中に分け入る「サバイバル登山」を敢行。自らの生存を賭けた登山と並行して撮られた写真には、人間はおろか、生き物の姿さえ写っていない。

ただ、そうした自然のあるがままの姿や風に揺れる植物のささやかな機微、細やかに漏れ輝く光や、さらには嵐などの不意のアクシデントによりノイズに覆われてしまった画像も含め、そこで出会い体験したことのすべてを、偽りなく凄然ととどめているのである。

自らのルーツである沖縄から離れ、人間や都市、それを形作る一切の人工物から解き放たれた石川竜一の新境地となる最新作をくれぐれもお見逃しなく。

【石川竜一 写真展『CAMP』】
開催日時:2016年2月6日(土)~2月14日(日) 12:00~19:00 会期中無休
開催場所:WAG gallery
東京都渋谷区神宮前4-26-28 JUNK YARD 3F
入場無料
http://www.wag-gallery.com/

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