「灯り」を考え直す。[ambienTec]の『Bottled』がもたらす、「灯りとの暮らし」の新たな1ページ。

by Mastered編集部

31,320円

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styling:Noriko Senrui(Foovenir)
photo:Kengo Shimizu
text:Yukihisa Takei(HIGHVISION)

人々の生活スタイルが激変・多様化する中で、そのあり方を本質から捉え直し現代的にアップデートしたもの。そんな「RETHINK(リシンク)」なプロダクトたちに秘められたストーリーを紐解くEYESCREAM本誌の連載『RETHINK PRODUCT Supported by Ploom』を今月より、Masteredでも定期連載としてお届け。

人間がどれだけ灯りを求めて生きるものであるかは、自分が意図せず暗い場所に来てしまった時に痛感する。人は真の闇に近いときほど、恐怖や不安が伴う。「闇の先に光が見える」という表現が、希望や明るい兆しを意味することが世界的に共通しているのには納得してしまう。

光の種類によって人の行動や心理にも影響があることはよく知られている。平坦な照明の中では、人は割とフラットマインドで活動するし、暗い場所に柔らかく灯された照明の中では、人は少しエモーショナルになる傾向がある。その光の効能を体感的にも知っている人間は、これまでも様々なアイデアで「灯り」を駆使してきた。

今回紹介する[ambienTec(アンビエンティック)]の『Bottled(ボトルド)』も、光の潤いが人の生活にもたらすものを「RETHINK=見つめ直す」することで生まれたプロダクトだ。2012年にアートディレクター / デザイナーである小関隆一氏(リュウコゼキデザインスタジオ)によって生み出されたこの電気式ランプは、その名の通りボトル型のデザインなのだが、常に電気コードに束縛された室内照明ではなく、家中どこでも持ち運べる充電コードレス式。このボトル形状のデザインが、持ち運びやすさと、まるでキャンドルのような部屋馴染みの良さを両立している。実際に手に取ってみるとわかるが、表面はガラスシェードによるほどよい重厚感があり、まさにワインボトルのような質感。内蔵されたLEDは、内部に特殊塗装がなされ、驚くほど柔らかい光を拡散する。

光は4段階に調節が可能で、一番弱いLOWの光なら、フル充電で約100時間も点灯するという。室内で固定の場所(=充電ポイント)を作っておけば、思いついた時にどの部屋にも持ち運びができるし、厚いガラスが表面温度を上げないように設計されているので、ベッドサイドやソファに持ち込んでも熱くならないなど、様々な利点も備えている。さらにLED発光モジュールには「JIS規格のIPX6(※あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない)」相当の防水性能を備えているので、この『Bottled』をキャンプなどに持って行って、アウトドアシーンでこの灯りを楽しむ人も次第に増えているという。

ライフデザインの観点といまの最新技術から生まれた『Bottled』の登場によって、人間の“灯りとの暮らし”に新たな1ページが加わった。この新しい灯りは、夜をさらに実りあるものにしてくれそうだ。

【お問い合わせ先】
ambienTec
http://www.ambientec.co.jp/

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Ploom

最先端の技術や常に新しいサービスを送り出している街、サンフランシスコ。
Ploomはそのサンフランシスコで生まれました。
スタンフォード大学出身の2人の技術者が彼ら自身のスタイルに合ったたばこのスタイルを求め、誕生したのがPloomです。

https://www.ploom.jp/

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